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この境内には市尾宮塚古墳という六世紀中ごろの、石室が開口した古墳があるので、そちらに興味のある方は訪れているかもしれません。
近鉄吉野線の市尾駅からも近いので、割合に行きやすい場所です。
石製の扁額のある立派な鳥居や、登り階段の参道も雰囲気がある神社です。
狛犬の乗っている四角い台座には、「慶応三年 ◎當村 ◎◎藤右エ門」らしき銘が見えます。
苔むしていて、詳細が良く分かりません。
下の台座が痛んだか何かで、新しく奉納したのでしょう。
この子達の尻尾も、大きく開いた扇状ですが、いつものようにアンモナイト状の巻き毛はありませんでした。
下のほうの二重のV字型は、どうなってるんでしょう……よく見ると耳の後の毛も、どうなってるのかな?
子犬のようなプロポーションで、ちょっと可愛いです。
本当にこの辺の狛犬は、お洒落でお行儀の良い子達が多いようで、大抵がこのように大人しくお座りをしています。
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無題
どっしりとしてますネ。
浪花型という種類でしょうか。
高取町や明日香村の辺りでも、幕末から明治、大正の狛犬さんが多くいるようです。
ここの神社の子達は、ほかに比べるとチョッと大型でした。
大抵が花崗岩で作られていて、タテガミも尻尾も爪もしっかり刻まれています。
あまり沢山の例を見ている訳ではないので確かな事は分かりませんが、同じような形の中でバリエーションがあるという感じでしょうか?
もしかして田舎だから、注文する石工さんが限られているのかな(~_~;)
その点、九州の狛犬さんはユニークな子が多くて面白いですね。
毎日、どんな子がUPされるのか楽しみにしています(^_^.)