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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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秋の平城京天平祭が本日から始まりました。
以前には『平城京遷都祭』といっていましたが、一昨年から『平城京天平祭』の名前で、春、夏、秋に行われるようになりました。
それにしても、今日、行ってみた感じですと、秋は少々地味なのかな?

それはさて置き、本日は『射礼(じゃらい)』の再現を行なうという事で、いそいそと出かけました。
『射礼』とは宮中の正月行事の一つで、一月十七日に親王以下五位以上という高官によって行なわれたそうです。
再現という訳で、このような復元装束で行なわれます。

この装束ですが、文官と武官の違いも復元されています。
こちらの画像は蟇目射手と介添役の方ですが、射手は三位以上の浅紫の縫腋(ほうえき)の袍、介添は五位の浅緋の闕腋(けってき)の袍を着ておられます。
縫腋の袍はサイドにゆとりを持たせるために、裾にギャザーを入れています。
チョッと画像では分かりにくいですか(^_^;)

行なわれたのは『大的式』です。
射手の方々は、いつもならば直垂を着用しているのですが、本日の装束はいつもと勝手が違うようで、弓を引くのも難しかったようです。
ちなみにこちらの太郎射手の方は、二位の左大臣という設定だそうです。

こちらの御二方は、四位相当の設定です。
四位なので深緋の袍ですが、地紋があるためなのか、ややくすんだ色に見えています。

さて、午後にも『射礼』の再現があるとの事。
少しだけ覗いて、別の所を見に行こうかと思ったのですが、午後からは内容が違っておりました。

14時半からの開始と聞いていましたが、やや早めに始まったようで、遠目に直垂と水干の方々が並んでいるのが見えました。
近寄ってみれば一目瞭然、『百々手式』が行なわれていたので、またもや見学と相成りました。
凄いなぁと思ったのが、前弓と後弓の方々、各10名ずつ。
あの広い橿原神宮でも7~8人しか並べないようなので、この会場はかなり広いという事ですね。

後弓の方々は全員男性です。
それにしても場所が広い分、的までの距離もいつもよりも遠いようで的中が難しそうです。

そして的はというと、『大的式』でも使われていた二尺五寸の網代的、多分、いつもよりも小さいのだと思います。
網代的は紙の的とは違って矢が突き抜けないので、命中具合がとてもよく分かります。
そして後弓の方々は、とてもキャリアを積んだ方ばかりだそうで、このように見事な結果になって、矢を回収するのも大変そうでした。

最初の予定では、『平城京歴史館』に行くつもりだったのですが、こちらはこちらでかなり興味深く拝見致しました。
スポーツ観戦はあまりしない方なのですが、古武道となりますと様式美に重点が置かれるで、何度見ても感心させられるのではないのかと、ここ最近思う次第ですm(__)m

『平城京歴史館』は、またそのうちに行きましょうっとσ(^◇^;)
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既に一週間も前になってしまいましたが、9月23日に行われた『東大寺転害門』の注連縄の架け替えの様子です。
私が行った時には、ちょうど大注連縄を門に括り付けている最中でした。

かつては5年に一回行なわれていたそうですが、現在は4年の一回、このように高所作業車を使って行なわれます。
作業をされているのは手向山八幡宮の氏子の方々だそうで、宮司さんがその様子を見守っておられます。

 大縄は勿論、〆の子も紙四手も真新しくなりました。
最後に皆でお疲れ様でしたと、記念写真を撮っておられました。
打ち上げ花火山焼きかなり情けない写真ですが、昨夜の若草山の山焼きの様子です。
今年は乾燥していた上に、日中からかなり風が強かったので、西から東に向かって、とてもよく燃えてくれました。
昨年も遠望していた限りでは、良い燃え方に見えたのですが、一部に燃え残りがあって、後日に焼きなおしたと聞いています。
諸所の声を聞いても、今年の焼け具合は例年にないほど良く、炎の上がり方も素晴らしかったという事。
そういう年は様々に良い事があるとも言いますので、そちらにも期待したいですね。
 
八咫烏の飛翔内容は四の五の言わず、画像だけ上げてみます。
やっぱり、実際に体験してみないと、凄さは分かりません……

ここ何年かで、3Dプロジェクションマッピングという手法も、何となくメジャーになりつつあるようで、もしもお近くで公演の機会がありましたら、是非とも足をお運び下さい……と、つい、推薦したくなってしまう次第です。

これは青龍?四神がレーザーで中央に描かれますが、画像的に、チョイト分かり難いような……
特に最後は白虎だったと思うのですが、麒麟に見えなくも……(^_^;)

しかし、建物の輪郭や柱にピッタリと画像を当てはめるのは、いつ見ても見事ですね。
燈花会の頃から、博物館本館の西側に櫓を組んで機材を運び、いろいろ準備をしていましたから、かなり大変な作業なのでしょうねぇ(゜.゜)

玄武を取り巻く植物の蔓それにしても、こちらのデザインスタッフは、植物の蔓を繁茂させるのが好きなのでしょうか?
確かに建物の壁面に絡みつくイメージは、とっても分かりやすくて効果的で、見た目にもインパクトが強くて奇麗です。

昨日は日中はとても暑かったのですが、日が翳ってからは少し肌寒いくらいで、とても心地よく鑑賞が出来て良かったです。

再びの営みところで、この何日か、北和は夕立が頻繁みたいですね。
金曜日は夕立、昨日(土曜日)はチョッとぱらついたけどすぐやみまして、今日は果たして無事に上映が出来たのでしょうか。
この催しも余すところ後二日、天気に恵まれてくれれば良いのですけれどね。

今日は大阪府立近つ飛鳥博物館に行ったのですが、16時前に出ようとしたら土砂降り……
ところが竹之内峠を越えて奈良県側に来たら降ってない、道も濡れてない(・.・;)
ヒグラシがひたすらに鳴いていました。
昨日は春日の森でツクツク法師が鳴き始めていました。
いずれにしても、秋はそろそろかな。

タイトル画像奈良国立博物館で『3Dプロジェクションマッピング』の上映を行うのは、多分三回目ですが、『ならファンタージア』というタイトルで行っているのは昨年からでしょうか。

今年も8月16日から21日まで、19時半くらいから行われています。
会場は17時半には開きまして、フードパークもあるので、夕食がてらに待つことも出来ます。

画像に先立ってライブさて、今年のタイトルは『YAMTO 新New Story話』
古事記編纂1300年にちなんで『日本神話』かと思っていたのですが、違うんですね(^_^;)
日本の神話は踏まえているようですが、オリジナルストーリーのようです。
そして今年は、音楽にも性根が入っておりまして、上映に先立って、参加されている歌手や演奏家のライブまでありました。

合掌する手全体のイメージは、破壊と再生……なのかな?
生命への賛歌……なのかな?
正直申しまして、ストーリー性は昨年の『SANZO』の方が具体的にありましたので、分かりやすかった事は確かです。

最初に祈りありき
欲する事で人は多くの物を手に入れ、文明を享受し、繁栄を謳歌するのですが……

林立するビル群次々と発つ摩天楼は、どこまでも高く空を目指そうとするのですが……
ここに雷鳴が轟き、雷はこれらを一気に破壊するのでした……ってなストーリーなのだと思います。
何やら、日本とは違う御国の神の物語を想像させる映像にも思えます。
恐らくは、四の五の考えずに、音と映像の臨場を堪能して下さい、これが正解なのでしょう。

飛翔するのは三本脚の烏そして、瓦礫の後には植物の繁茂。
葉から滴るしずくが、新たな生命を生み出す。
鳥が一羽、おもむろに翼を広げ、最初の羽ばたきで宙に舞う。
更に大きく羽を上下に打ち振るえば、地上は瞬く間に遠ざかる……

でも、この鳥、フェニックスではありません。
三本脚の烏、ヤタガラスです。

……にしても、いつもながらに情けない画像ですみません。
言い訳は、いつものようにカメラの限界です・゚・(ノД`;)・゚・
そしてしつこく続く……(ーー;)
 
興福寺にて 興福寺の五重塔を背景に
 前半は「祈」の文字だったようです。


国立博物館
 奈良国立博物館
こちらは文字が好きです。
「なら・とうかえ」とひらがなで書かれていました。


鹿の顔?
「なら」と「とうかえ」の間にあったのが、この鹿の顔?
「せんと君?」と言っている親子連れがおられましたが、多分、鹿でよいのだと思います(^_^;)

今年も、適当にふらついて写真を撮っていたので、気合の入らない画像ばっかり……
とりあえず、カメラのせいにしておきましょう。

春日大社の万灯篭も、東大寺大仏殿の万燈供養も、高円山の送り火も終わりまして、それでも奈良はまだ夜のイベントが八月いっぱい続きます。
これが終わると、『正倉院展』までは少し落ち着くのかなぁ?
人が少ないのも寂しいですが、昔の様子から比べると、いろいろな行事が増えて、寺社の法要などにも無節操に人が増えているのが、何とな~く落ち着かないのも正直な気持ちです。
でも、観光行事は是非とも皆様、御出で下さい(^_^)v

阿修羅……のようです?今年も『なら燈花会』が無事終了しました。
ちなみに期間は8/5~8/14までの十日間でした。
今年は雨は大丈夫みたい、と思っていたら、後半は結構、夕立などに祟られたみたいです(*_*;
13日は、途中で片付けたみたいでしたからね。

ワシ座……かな?私が出かけたのは、12日の日曜日。
この日は奈良町で毎年恒例の『ならまちカクテルバー』がありまして、夕方からチョッと引っかけて、酔い覚まし(と言うほど飲んでおりません(-_-))
ここ何年かは、このパターンですね。
燈花会だけ目掛けて行くというのは、当初よりまずありませんが。

白鳥座……頭の部分??この四年くらい、『一客一燈』(自分で火を点ける事が出来ます)に参加しますと、オリジナルの散華をいただけるので、散華欲しさに参加するという不埒をしています。
三箇所申し込むと、昨年と一昨年の物も頂けますので、こいつをお土産代わりにもしております……安上がりな土産で済みませんねぇσ(^◇^;)

定番ですね(^_^)v

相変わらず写真は下手ですが、上から
興福寺宝物館の前の『阿修羅』?
二番目は、春日野園地の『ワシ座』でしょうか?
この会場のテーマは『夏の大三角形』なのだそうです。
三番目は、春日野園地の『白鳥座』なのだと思うのですが……
何せ、それ程の起伏の無い場所に、大きな絵柄なので普通に見ていても分かりません(+o+)
四番目は、浮雲園地の『We Love 奈良』、文字は定番ですね。

さて、明日は『ならファンタージア YAMATO』を見に行きましょうっと。
一応、原稿が上がったので、お気楽気分( ̄▽ ̄)。o0○
 
17日、近鉄奈良駅前今月の14日(木)から本日24日(日)まで、奈良市内で『ムジークフェストなら』という催しが行われていました。
奈良市内のホールや公共施設のみではなく、寺社やカフェなどで、クラシックに限らずポピュラー音楽の生演奏を楽しんで下さいという、考えてみればかなり贅沢な催しです。

こちらの画像は、17日の夕方、近鉄奈良駅の行基広場でのウェルカム演奏「ピアノとパーカッションが織りなすラテンワールド」

23日、大安寺昨日に出かけた大安寺でも、午後からクラリネットアンサンブルの演奏が行われていました。
『中村真美&コピーヌとコパン』という大阪音楽大学の先生、学生、OBによるアンサンブルだそうです。
『尺八とクラリネット~和と洋の出会い』というタイトルがついていましたが、尺八(虚無僧の方々が、竹供養に参加はされていましたが)の演奏はありませんでした?(゚_。)?(。_゚)?

24日、東大寺大仏殿そして本日24日は東大寺大仏殿で、『祈り~ハーモニーに想いを乗せて~』というタイトルで女声合唱を聞いてきました。

私が聞いたのはこれくらいでして、実際は11日間、あちらこちらで行われた音楽会を目指して行けば、ここぞと音楽に浸れたのではないかと思います。
寺院や神社でのコンサートにしても、カフェでのライブにしても、ロケーションはとっても良いと思われますから。

しかし、この催し、主催は県なのですが、会場はすべて奈良市内です。
県内の各所で一月くらい前から、冊子になった案内やポスターも見かけたし、HPも作られていたのですが、市外の者には何となくPR不足の感が否めませんでした。
事前申し込みの必要なコンサートなど、一体いつから申し込みを開始していたのか、何所に申し込み要領が表示されていたのか、県の広報にも載っていたのかなぁ……良く覚えていません。
登り大路には、かなり早い内から多くの立て看板などが設置され、興味のある市民は注目していたと思いますが……

春日若宮社先日、近鉄奈良駅で『記紀・万葉 悲劇の物語をたどる旅』というツアーのチラシをもらってきました。
何となく眺めていて、どのコースもイマイチ、記紀とも万葉集とも余り密接ではないなぁ……ってな事は、まぁ良いと致しまして(^_^;)

7月22日の『流され王を追って』は、チョイト参加したいなぁ(~_~)
何せ淡路島って行った事がないんですよ。
淡路廃帝の淳仁天皇と早良親王の御陵に連れて行ってくれるってのが、かなり嬉しいですかな。
参考までに、宮内庁指定の早良親王(崇道天皇)御陵は、奈良市の八嶋陵なので、私の出没場所の一つですがσ(^◇^;)
しかし、日帰り旅行で9600円かぁ……このところ、頻繁に実家に帰らねばならないので、結構きついかな。
多分八月には、三嶋大社の夏祭に帰るだろうしなぁ。

まぁ、チョイト前向きに考えましょうかね。
このコースと11月の『泉州・和歌山 悲劇の人々をたずねて』以外は、私としては時々出かけるような場所ですしねぇ。
ちなみに6月24日の『境界を守る御霊を訪ねて』に至っては、どれもこれも私の頻繁出没地です( ̄▽ ̄)。o0○

8,000円払うのに抵抗のある方は、私が10分の1程度の金額(昼飯は自腹どうぞ)で案内します。
講師の先生とは絶対に違う、かなりどうでも良い、見てきたような与太話付きですが……(*_*;
 
これが鷹匠の正装です。さて、昨日の続き『平城京天平祭』イベントです。
5月4日には、【古代行事】鷹狩、として諏訪流の放鷹術(ほうようじゅつ)のデモンストレーションが行われました。

放鷹術といわれても、字面を見ませんと何の事やら分からない、それどころかこの字を見て意味は分かるけれど、読み方が分かる人がどれ程いるかと思うほど、馴染みのない言葉です。
鷹匠(たかじょう)と言えば少しは分かるでしょうか。
熊鷹や隼を訓練して、鳥類や小形動物を捕獲させる狩猟方法の一つで、元々は中央アジアに発祥し、『日本書紀』には仁徳天皇の時代から見えるそうです。
勿論、江戸時代にも将軍家の庇護を受けて存続して行ったのですが、明治になって武家社会が終了すると、この文化も廃れてしまうと、宮内省で保存を決定して公務員(?)となり、今ではNPO法人化しているそうです。


鷹を放った瞬間ですが……(゜-゜)こちらの滅茶苦茶に渋い方々が着ておられるのが、江戸時代末期の鷹匠の正装で、明治政府でもこれを採用しで、鷹匠としてならばこのスタイルで天皇陛下や、海外からの賓客の前に出る事もできたのだそうです。
現在の放鷹術保存会でも、試験を受けて鷹匠として認められないと、この服装はできないのだそうです。

ハリスホーク日本で鷹匠というと、熊鷹を使うというイメージが強いのですが、現在では主にハリスホークという南米に生息しているノスリの仲間を使用する事が多いとの事です。

普通にとまっている時は案外地味に見えますが、翼や尾羽を広げると実に綺麗な色合いです。
やはり猛禽だけあって、飛んでいる姿は更に美しいものです。
大きさとしては、鴉とあまり変わらないくらいでしょうか。


疑似餌を空中で捕らえます。この日は風が強くて、鷹も風の方向を読んで、少々イレギュラーに飛んでくれたようで、時々、見学している人たちの頭上を越えて、会員の方々が御迎えに行く様子が何度か見られました。
一度、隼も放ってみたのですが、この子がチョッと気まぐれなのか、いくら呼んでも戻って来ない、大極殿の屋根に留まってみたり、鴉と縄張り争いをしてみたりと、別の意味で見学者の喝采を浴びていました。

この鳥達に触発された訳ではないでしょうが、午後には東院地区のあたりで、野生のチョウゲンボウが飛んでおりました。
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