- 2025.01.18 [PR]
- 2012.05.04 平城京天平祭にて
- 2012.04.02 祭の始めは……
- 2012.01.29 今年の若草山焼きです。
- 2011.08.20 ならファンタージア-SANZO-
- 2011.08.10 今年も花よりカクテル
- 2011.05.22 平城庵にて
- 2011.03.18 能楽 二題(゜.゜)
- 2011.01.23 若草山山焼き
- 2010.10.10 天平茶会と天平美人
- 2010.08.22 『光と灯りのフェア』
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一昨年までは『遷都祭』と言う名前だったのですが、『遷都1300年祭』の後に、この名前に替わったようです。
昨年は行く気力がなかったというよりも、他に出かけたい所が多かったため、終ぞ覗きにも行きませんでしたが、今年は『放鷹術(ほうようじゅつ)』の実演が見たかったので、あえて気が向く方向(?)に出かけてみました。
『天平行列』のメインは昨日に行われ、本日以降は縮小バージョンで行われるそうですが、衣装や小物など結構凝っております。
先頭の方を歩いていた三人の若い女性は、今年のミス奈良でしょうか?
会場内を天平衣装で散策しようという体験コーナーも毎年の事ですが、こちらも年毎にバージョンアップするのか、女性の付け髪や男性の幞頭(ぼくとう)なども用意されていまして、以前のように衣装はつけたものの、髪形とか何とかならない……?の状況ではなくなっているようです。
ところで二枚目以降の画像は、行列や観光客の参加者ではなく、東院庭園で行われていた『よみがえる古都の宴』というイベントに出演されている俳優さんたちです。
『放鷹術』を見学した後、もらったパンフレットを見て、午後からそのような催しもあると、チョイト足を伸ばして行ってみたところ……何やらどこぞで会った事のある人ばかり?????
それもそのはず、明日香村の劇団『時空』のメンバーでしたσ(^◇^;)
こちらのベテラン陣の着ている衣装は、奈良文化財研究所の監修制作なのだそうで、シンプルながらも良い色合いです。
四位の赤い袍はもしかして、日本茜で染めたのかな?
紅花の色ではなさそうな気がするんですが……
広廂と縁の上で演じられているのは、天平年間の始め、大伴旅人が帥として赴任した大宰府での宴席の様子で、その手前の方では一世代後、息子の家持や女性達の語らいが演じられ、それが時と場を違えて交差するという、なかなか請った演出の寸劇です。
こちらの催し、明日と明後日も東院庭園で午後から行われるそうです。
天気は大丈夫だと思うけれど、今日も思い出したように軽い時雨が何度かありましたからねぇ……
ところで『放鷹術』は……また、記事を変えてm(__)m
私が『3Dプロジェクションマッピング』という表現方法を知ったのは案外最近、ちょうど昨年の今頃でしたか。
奈良公園内で『光とあかり祭in奈良』という催しの時でした。
野外でスクリーンなどを用意しなくても、既製の建物などに映像を照射する演出は、海外ではコンサートや演劇などでも良く使われるようなのですが、関西でこれがメジャーになったのは、大阪の中ノ島で行われている『OSAKA光のルネッサンス』からかもしれません。
昨年に奈良で行われたステージも好評だったのか、これより『なら燈花会』に続く夏のイベントとして定着させる予定なのか、第一回目『ならファンタージア』として、現在、国立博物館で行われている特別展にタイアップする形で、国宝『玄奘三蔵会』の画像を駆使したプログラムを展開しておりました。
そういう訳で開始は19時より、まだ心なしか明るいですが、この初回を見て参りました。
平日でしたから思いの他、人は多くはありませんで、3回目以降は、少々気の毒なくらいな人の入りに見えました。
でも今晩や明日の晩は、大盛況だと思われます(^_^)v
映像も音声も、エンターテイメントの醍醐味とでも申しましょうか、全身で堪能できると思いますよ。
でも……この『SANZO』というタイトルを理解しようとするには、予備知識が必要となります。
そういう訳で、国立博物館の特別展もあわせてご覧下さいという趣旨も、多分に含まれているかもしれませんσ(^◇^;)
上映は12分、長いか短いかは受け取る人次第、あまり冗長にしてしまっても飽きられますから、適当な時間なのかもしれませんね。
上映中の撮影や録音は禁止との事で、これらのやや情けない画像は、会場の外から博物館の建物の上部だけを何とか映してみたものです。
会期は21日まで、ご近所の方は是非とも足をお運び下さい……ってのか、来年もまた違う演出で第二回を行って頂ける事を切に希望致しますm(__)m
場所は奈良町の中新屋町にある『ならまち物語館』、毎年、燈花会が始まって間もない日曜日に、一晩だけ奈良県のバーテンダー協会の方々が、『カクテルバー中新屋』を開いてくれます。
夕方の四時から始まるのですが、如何せんまだ明るい……ごく近所のカフェ『ここはな』で時間をつぶしまして、五時過ぎに出掛けましたが、それでも明るいσ(^◇^;)
明るい内は、割合に空いていましたね。
やはり私と同様な考えで、ちょいと一杯と言わず何杯か引っ掛けて、酔い覚ましに『燈花会』を見に行こうという人が多そうです。
このショートカクテルは日本酒ベースのオリジナルで名前……?(゚_。)?(。_゚)?忘れた
横のおにぎりは海鮮ピラフなのですが、イマイチ以上に酒と合わない……(゜.゜)
今年もカクテルはオール500円、フードは300円と滅茶苦茶お得でした。
ところでカフェ『ここはな』、おなじみの猫カフェ『寧估庵』の隣にあります。
スタッフのメリーちゃん(ミニチュアダックスの女の子)とくるみちゃん(ヨークシャーテリア?の女の子)、とっても可愛いです( ̄▽ ̄)。o0○
WIHIの接続できますので、端末の持ち込みOK、でも動物好きの人には、二匹のほうが気になって仕事にならない事請け合い?(^_^;)?
このカフェの事は旧ブログに書いた事があるはずなのですが、ただ今また思い出したようにブログ自体が消えております……一週間くらいすると、また現れるという不可思議な所ですので、今では殆ど使っておりません。
では今更ながら『平城庵』の紹介でも。
場所は奈良市佐紀町というよりも、平城宮跡の北側にあるという方が多少は分かりやすいでしょうか。
復元された大極殿のすぐ北の県道の、もう一本北側の細い道沿いにあるので、知らない人も多いようですが、奈良市内の古民家カフェの走り中の走りではないかと思います。
多分、三十年前には既にあったと思いますから。
平城天皇御陵のごく近所ですので、そちらを目指して行けば多少は分かり易いかもしれません。
しかし、コーヒーの登り旗がないと、本当に喫茶店なのかどうなのか、初めての人には分からないかも知れません。
昨年はかなり長い間休業していたようで、何時行っても閉まっていましたが、今年は土日ならば営業しているようです。
内部は落ち着いた雰囲気で、今まで一緒に行った人たちは、大抵気に入ったのでまた来たいとは言うのですが、場所が少々ネック……駅からはかなり遠い上に、周囲の観光場所といえば平城宮跡、ここに頻繁に用事がある人って滅多にいませんからねぇ(-_-;)
以前はお昼に定職などもありましたが、今はうどんとそば程度の軽食と、喫茶のみというところです。
私は大抵、喫茶利用ばかりですので、この辺はあまり気にしておりませんσ(^◇^;)
今日は奈良文化財研究所の資料館で、NPO主催の講演会があったので聞きに行き、15時くらいに終了したので半年振りに大極殿に行き、ついでに足を伸ばして参りました。
と申しましても、その前に行ったのは今月の八日ですが……(^^ゞ
それにしても今日の講演会の講師は、奈良女子大学の舘野先生だったのですが……(゜.゜)、大学のシンポジウムや研究会のノリで行ってもダメですね。
いくら先生がその道の第一人者だとしても、対象が一般の人なので、内容はどうしても初歩的なものになってしまうので、私には九割方が今更な内容でしたわ……(+_+)
このパターンは常々分かっているので、そろそろこういう講演会に行くのは差し控えておきましょうか……とも思うのですが、何か面白い内容が少しでもあるのではと、ついつい期待をしてしまう次第です。
確かに全く得るものは無かったという事もありませんでしたしねぇ……(゜_゜>)
かつては九月頃に行われていたのですが、昨年辺りから主催者が替わったためか、今年は明日です。
昨年は椿が咲く頃だったから、やはり今頃だったか四月だったか?
何時からだったかなと、以前にもらってきたチラシを見ましたところ14時半から、かつては夕方からだったのですけれどねぇ……まぁ、照明などが大変ですしね。
ところで私、能の演目を勘違いしておりました。
どういう訳か『善知鳥(うとう)』だとばかり思っていたのですが、あれ?『田村』???
何か……いずれにしても東北がらみか(゜.゜)
『田村』の舞台は清水寺だろうと仰いましょうが、田村とは坂上田村麻呂ですから……
『善知鳥』は青森県の外ケ浜……
二番目物(それも勝ち修羅)と四番目物(こっちは執心かな?)じゃ、えれぇ違いだわ(ーー;)
明日は奈良でもかなり暖かくなるという事で、三連休中で唯一、天気も良いようです。
野外能には良いコンディションかもしれません。
ところで『善知鳥』は、来月の斑鳩町の『桜祭能』の方の演目でした(^^ゞ
さ~てと、それこそ桜が満開になる頃、献血にでも行こうかな。
やっぱり成分献血かな(?_?)
この何年かは横着して、近鉄奈良駅のビル内から見ておりましたが、昨年は浮雲園地、今年は山麓まで行って来ました。
今日は午後から東大寺会館で、森本長老の御話を聞いておりまして、終わったのが十六時前でしたので、大仏殿や二月堂をうろついた後、そのまま野上神社まで行きましたところ、ちょうど神事の始まるところでした。
ここで見るのは二十年ぶりくらいですかね(~_~;)
ここ何日かに比べると、あまり寒くなくて助かりました。
大かがりの割合に近くにいたので、更に暖かかったのかもしれません。
今年は空気も乾燥していたし、適度に風もあったので、あっと言う間に燃え広がってくれました。
明日、大安寺辺りから見たら、きっと黒く焦げてるでしょうね(*^。^*)
そういう訳で、明日(とうの昔に今日)は、大安寺の光仁忌です。
何じゃ、御主、また行ったのかって……まだ6回目くらいだよ^m^
大体、ここはイベントなんてしてなくても、私が時々出没する場所の一つなんですから。
こちらの東院庭園の前で、昨日から『天平茶会』というイベントをしています。
30分に一回、20人ずつですから、今日のようにお客さんの多い日は、前もってチケットを購入して一時間くらい、その辺で何やら見学してからという具合でしたわ。
上の画像のように、きれいな女性がお菓子とお茶を出してくれます。
奈良時代に本当にお茶があったのかと申しますと、これがあまりはっきりしていないようで、復元に際しては八世紀の唐の詩人の陸羽(りくう)という人が記した『茶経』を参考にされたそうです。
蒸して、ついて、固めて、焙った茶葉を粉にして、お湯に入れて煮立てて、上澄みをすくって飲むお茶だということで、現在の日本茶とはかなり違います。
一口飲んで、ほのかに甘辛い??
それもそのはず、藻塩を少し加えているのだそうです。
はっきり言って、かなり私の好みです。
11月7日まで開かれているそうなので、またそのうち行こうかしら……懲りないやつ(ーー;)
今日は東院庭園の方に、こちらの画像のような綺麗な女性たちもいまして、一緒にお茶会に参加しておられました。
この方々、実はボランティアだそうで、服飾研究家の方が復元された天平時代の衣装を着て、土日祝日などに、会場内を散策して、一緒に記念写真を撮ってくださるそうです。
まぁ、私などが入ると、この女性たちを引き立てるだけなので、綺麗な方々だけでσ(^◇^;)
衣装も持ち物も、とても本格的で目の保養になりますね。
ちなみに髪の毛も、皆さん、地毛で結われているそうで、こちらも滅茶苦茶かわいいです(^_^)v
ともあれ、夕方から平城宮跡に行って参りました。
『光と灯りのフェア』は20日から27日までという具合に、平日が中心になっているため、本日、これでもかと言うほど混雑していました。
日がある内は、たいした混雑もなくて、今までで一番空いているかも……という具合でしたが、やはり18時を過ぎた頃から、続々と人がやって来ました。
上の画像は、夕方に写したもので、日が落ちるとこんな感じで光ります。
遠望すると、まるで満月が幾つも浮いているようで、まだ満月に少し早い月齢13日くらいの今日の月と、上空で仲良くやっておりました。
それにしても、どうやって発光させているのでしょう?
こいつを大極殿でもバックに撮れば、結構良い写真になるのでしょうが、どういう訳なのか、このバルーン、第一次大極殿院朝堂院地区の東側に偏っておりまして、両方を入れますと、かなり横に間延びした遠景写真になってしまいます。
きっとどなたか、センスの良い角度で写真をアップされていると思いますので、そちらを参照して下さいσ(^◇^;)
ニュースなどでも画像を何度か取り上げられていたのがこちら、題して『借景 大極殿』だそうです。
この裏側からは、朱雀門がアーチの中に入るのですが、とにかく今日は人が多くて、ゆっくり場所を選ぶなんて、とにかく無理な注文ですわ。
来週の平日に休みを取ってとでも……でも今は夏休みですし、近所の人は構わず来るでしょうねぇ。
圧倒的に人が多かったのは、やはり大極殿会場です。
『光の天平行列』(天平衣装に電飾を着けてという、妙に奇抜な行列でした)が、佐伯門からここまで歩くので、それに連なって人が一気に来たという感じです。
ロウソクの中に入らないで下さいと言うスタッフの声も無視して、カップを蹴っ飛ばす人もいたりして……(--〆)
やはり、混雑している日は避けたいのが理想なのですが……(-_-;)
やはり支度の関係なのか、行われる場所が偏っているのが、人の流れを悪くしているのでしょうか。
割合に長く歩かされる割には、もう少し、場所に変化が欲しいような。
とは言え、東院庭園の方では、人が行きにくくて苦情が出そうだし……
何とも難しいところですね。
こんな感じの一般公募の方のオブジェもたくさん並んでいました。
これ、ペットボトルの口の部分を積み重ねているのだそうです。
そこから水が溢れて流れる、それで光に動きが出て綺麗でした。
『遷都1300年祭』が終わった後、観光客が激減するのを防ぐために、県としても次のイベントやプロジェクトを立ち上げたいのだそうですが、この場所を今後も生かす方法を考えて欲しいものです。
確かに特別史跡ですから、制限が多いのですが、何もない時のここを知っております分、放って置いて、サッカーやゴルフの練習をする人のための場所みたいな、変な認識だけは払拭して欲しいのですがねぇ(~_~;)