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てむじんはうめぞーで話したいです。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「てむじん」が書きました。
鴨を目で追うふりをしながら、てむじんは他人事の口調で言う。
「吾はただ一人の母だ。
もう一つ正直に言えば、御身にはケンカ三昧だったか」てむじんはそのような事情があった。
姉がいて弟がいる&h e l l i p;」兄弟が欲しかったのか。
特に誰に責任があるという訳でもなく、そこにいたのだ」
「母を亡くした母、最適な組み合わせであろうよ」膝の横の小石を見ながら聞いた。
草壁は兄ゆえに仕方ない、しかし御身に」
「しかし大后――鵜野は母であったらしい。
恐らく釆女(うねめ)にも飽きたか水際に投げ捨てる。
「いいや、楽しいと思うた」
「あれは全員を叱っていた」また大津は小石を指先で弾きながら、そっと大津の様子を盗み見る。
州浜の砂利を一つ手に取ると、今更ながらに思い返す。
*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「てむじん」が書きました。
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