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吉野郡大淀町に『世尊寺』はあります。
『日本書紀』欽明天皇十四年の五月、茅渟海(ちぬのうみ:大阪湾)から引き上げられた光り輝く楠木をもって作らせた仏像を吉野寺に安置したとあり、それがこの寺だと言われています。
別名、比曽寺とも呼ばれ、奈良時代から平安時代にかけては高僧が大徳を努め、宇多天皇や藤原道長も訪れるくらいの名刹だったそうです。
門前には東西の塔の基壇や礎石が残り、薬師寺式伽藍配置だと確認されています。
あまり観光客の来ない山寺ですが、境内はこじんまりと整えられていて、静かでどこか懐かしいような雰囲気が、何とも心落ち着く場所です。
昼頃、友達にメールを書いている内に何となく行きたくなって、午後からの予定を変更して、つい出かけてしまったのがここです。
道が渋滞していなければ家から車で三十分程度で行けますが、電車でとなると、大和上市駅もしくは六田駅から二~三キロは歩くでしょうか……おまけにずっと登り(-_-;)
ここから吉野山に行こうなんて無謀な事は考えず、帰る途中で高取城まで行って来ました。
壺阪寺までの道は整備されていますが、そこから上はチョッと狭いです。
三半規管の敏感な方は、多分乗り物酔いします。
こういう道は暗くなると暴走愛好家が沸いて出るので、明るい内に走るに限ります。
大体何を好き好んで、夜に高取城址なんぞに行かにゃならんのだ?
それはともかく、ここは標高が高いので、白山桜は満開、染井吉野もまだ咲き残っています。
しかし奈良県内屈指の織豊系山城、高いんです、広いんです、険しいんです。
ここ何年か、高取町も文化財としての整備に努めていますが、この高い所まで上って来て、やたらに広い城内(本丸までずっと登りです)をあちらこちら修復するのも、かなりの重労働だと伺えます。
車で行くと本丸の裏手の方から登って二の丸、三の丸、家臣団屋敷の方に降りてゆく事になりますが、かなり足元の悪い個所も多いので、足元は絶対に固めて行く事が肝心です。
本丸から下って十五分程度で国見櫓と呼ばれる展望個所に着きます。
ここに立てば中南和が一望出来ます。
天気が良ければ大阪の市街まで見えるとか……しかし、相変わらず黄砂の飛ぶ空、葛城山系もかすんで見えます。
では、もっと天気の良い日に、また国見に参る事と致しましょう。
しかし山道を小一時間も歩いた程度なのですが、この何日か悩まされていた腰から背中にかけての痛みが、かなり楽になりました。
歩くのって、確かに健康に良いみたいです。
とか何とかいって、今度は筋肉痛が来たりして、それも二日三日経ってから??
『日本書紀』欽明天皇十四年の五月、茅渟海(ちぬのうみ:大阪湾)から引き上げられた光り輝く楠木をもって作らせた仏像を吉野寺に安置したとあり、それがこの寺だと言われています。
別名、比曽寺とも呼ばれ、奈良時代から平安時代にかけては高僧が大徳を努め、宇多天皇や藤原道長も訪れるくらいの名刹だったそうです。
門前には東西の塔の基壇や礎石が残り、薬師寺式伽藍配置だと確認されています。
あまり観光客の来ない山寺ですが、境内はこじんまりと整えられていて、静かでどこか懐かしいような雰囲気が、何とも心落ち着く場所です。
昼頃、友達にメールを書いている内に何となく行きたくなって、午後からの予定を変更して、つい出かけてしまったのがここです。
道が渋滞していなければ家から車で三十分程度で行けますが、電車でとなると、大和上市駅もしくは六田駅から二~三キロは歩くでしょうか……おまけにずっと登り(-_-;)
ここから吉野山に行こうなんて無謀な事は考えず、帰る途中で高取城まで行って来ました。
壺阪寺までの道は整備されていますが、そこから上はチョッと狭いです。
三半規管の敏感な方は、多分乗り物酔いします。
こういう道は暗くなると暴走愛好家が沸いて出るので、明るい内に走るに限ります。
大体何を好き好んで、夜に高取城址なんぞに行かにゃならんのだ?
それはともかく、ここは標高が高いので、白山桜は満開、染井吉野もまだ咲き残っています。
しかし奈良県内屈指の織豊系山城、高いんです、広いんです、険しいんです。
ここ何年か、高取町も文化財としての整備に努めていますが、この高い所まで上って来て、やたらに広い城内(本丸までずっと登りです)をあちらこちら修復するのも、かなりの重労働だと伺えます。
車で行くと本丸の裏手の方から登って二の丸、三の丸、家臣団屋敷の方に降りてゆく事になりますが、かなり足元の悪い個所も多いので、足元は絶対に固めて行く事が肝心です。
本丸から下って十五分程度で国見櫓と呼ばれる展望個所に着きます。
ここに立てば中南和が一望出来ます。
天気が良ければ大阪の市街まで見えるとか……しかし、相変わらず黄砂の飛ぶ空、葛城山系もかすんで見えます。
では、もっと天気の良い日に、また国見に参る事と致しましょう。
しかし山道を小一時間も歩いた程度なのですが、この何日か悩まされていた腰から背中にかけての痛みが、かなり楽になりました。
歩くのって、確かに健康に良いみたいです。
とか何とかいって、今度は筋肉痛が来たりして、それも二日三日経ってから??
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こちらも素敵!
いつも楽しく読ませていただいております。
高取城址も素敵なところですね。
城址ということは、現在はお城はないのですね。
でも石垣がロマンを感じさせますね~。
石垣も結構、好きなんですわ。
私、本当は人が多くないところのほうが好きなんです。(早い話が大勢の人が集まる所は嫌い)
と言いつつ、二年続けて観光客で賑わう春の吉野山に出かけてますが・・・。
>静かでどこか懐かしいような雰囲気が、何とも心落ち着く場所
私もそういう場所が好きです。
歴史が感じられて、なおかつ自然もいっぱい残っていて、そして趣がある古都・・・と言ったら、やはり奈良ですよね~。
通な方にお勧め(^^ゞ
またもや二日に渡り、PCに触らない日を送っておりまして、返事が遅れた事お詫び申し上げます 再m(__)m拝
高取城は明治の初めまでは天守閣が残っていたそうですが、明治政府の命令で取り壊してしまったそうです。
高取城に関しては、下記のサイト辺りが詳しいでしょうか。
http://www.takatori-guide.net/key_shiro.html
ここもバスなどで行くとなったら、壺阪寺から延々と歩いて上る羽目になりそうです。
城内に入っても、ひたすら登りです(-_-;)
車でとなると、天守閣の裏側の方まで行く事になるので、そこからかなり急な坂を上がります。
すると、これでもかというほどに整然とした石垣が迎えてくれます。
城内を散策するとなると、日本一の比高差を持つという道をひたすら降りる事になるのですが、これが場所によってはあまり整備されているとは言えず、また登って帰る事を考えると、つい笑いたくなります(^_^;)
山歩きなどが好きな方には、まさにもってこいの場所ですが、私のような運動不足には一大決心をしないと行けない場所でしょうかσ(^◇^;)
比曽寺は車で行くには、割合に行きやすい場所です。
ところが周囲にこれという観光地がないので、割合に知られていないようです。
ここのように観光ずれしていない寺社にも、歴史があって風光も良い所が多々ありますので、これからもボチボチと紹介して行きたく思ってます。
御覧頂ければ幸いです(^o^)
きょうてむじんは