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また最近、少しサボっています。
九日、関東から来てくれた知人を引っ張りまわして、吉野方面に行ってきました。
念のため申しますと吉野山ではありません、宮瀧方面です。
そういう訳で、その時に行きました神社の紹介など致します。
国道169号線を宮瀧方面に向かいますと、妹背大橋のすぐ手前左側に、大きな神明鳥居が立っています。
そして石段を登って行くと、かなり立派な萱葺きの神明造の御社が鎮座しています。
ここは吉野町河原屋の『大名持神社』です。
駐車場が左手の方にあるので、つい登りやすいのもあって、この日も以前に来た時も正面からは登らなかったのですが……(^^ゞ
こちらの御祭神は大名持御魂神、須勢理比咩命、少彦名名命となっています。
大名持命は大国主命の別名ですから、正妻と相棒が合祀されている訳ですね(゜.゜)
大名持神社を出て更に東に向かい、柴橋を渡って喜佐谷の方に上って行きますと、左側に赤い手摺りが見えます。
階段を下りると屋根付きの木の橋がかなり深い谷に掛かっていて、その先に赤い鳥居が立っています。
小さな谷の底を流れるのは象(きさ)の小川、この橋の下で急に深くなっているので、覗き込むとチョッと怖いです(@_@;)
ここは吉野町喜佐谷の『桜木神社』です。
御祭神は大穴牟知命、少彦名命、天武天皇となっています。
境内で先ず目に付くのは、根元の直径が一メートルを超えるのではと思われる大きな御神木の杉です。
本殿は、こんな曇った日でも鮮やかに赤い三間社権現造、前には砂岩の小ぶりの狛犬が座っています。
境内左手の方から、象の小川に下りる事が出来るので、夏場には子供連れで遊びに来る方も見られますが、とても綺麗な境内なので出来る事ならば、御祭り以外で火を炊いたり飲食をしたりは避けて欲しいのですが……
帰り道、家の屋根越しに大きな神明鳥居が見えたので、脇道を入ってそちらに行ってみました。
神社の名前は『水分神社』、大淀町増口にあります。
門前に椿井神水という石碑が立っておりまして、境内で水でも沸いているのかしらと思いきや、帰ってから調べましたところ、石碑の横の蓋をした井戸が神水なのだそうです。
とにかく、オッソロしく急峻な石段を登り、国道から見えた鳥居をくぐり、斜面に張り出すように両側に造られた拝殿の間も過ぎますと、ようやく境内に入れました。
本殿は質素な神明造、御祭神は天照大神、月読命、須佐之男命、蛭子神だそうです。
帰りもあの恐ろしい階段を下りるのか……いえいえ、右手の方に緩やかに下りて行く階段がありました(~_~;)
それにしても、この場所、どう見ても水分(みくまり・分水嶺)ではありません。
下を流れる吉野川は、この辺りは底が浅くて岩も多く、筏乗りの難所と呼ばれていたそうです。
そのため、ここには筏乗りの神様も合祀されているとか。
さて、今日は今日で近所の桜を見て参りましたので、次は気が向きましたらその辺りでも(^^ゞ