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こちらの神社には、大雑把な数字で申しますと、釣燈籠が千基で石燈籠が二千基あるそうです。
そういう訳で、有名人の奉納した燈籠も沢山あります。
この画像の石燈籠も、多分、その一つに入るのかもしれません。
少し前に気がついて、先日に写真を撮ってきた物ですが、こいつがどこにあるのかと申しますと『壷神社』の前です。
竿の上部に『壷神社』と書かれているのが分かるでしょうか?
『壷神社』もしくは『壷神神社』というのだそうですが、場所は『万葉植物園』入り口のすぐ横で、チョッと大き目の赤い社ですから分かりやすいと思います。
燈籠が変な形に見えるのは、火袋の部分が無いためです。
このチョッと可愛そうな状況の奉納者がどなたなのかと申しますと、それは次の部分的アップの写真を参考に。
さて、この方はどなたでしょう?
名前の横に書かれている住所(?)は奈良元林院町、でしょうかね。
現在のもちいどのアーケードの辺りです。
もちいどのアーケードを南に向かって行き、二番目くらいの路地を左に入って少し行きますと、『遊 中川』の本店があり、涼しげに洗練された店内は観光客でにぎわっています。
奈良晒は江戸時代から将軍家や大名家のご用達、今では皇室にも献上するだけの良品として、長い歴史を持っているそうです。
こちらの本来の会社名は『株式会社中川政七商店』、三百年の歴史のあるお店だそうです。
現在の社長さんはとても行動力と自由な発想のある方だそうで、商品をブランド化して店舗を大阪や京都どころか東京の表参道にまで出したのだとか。
とか何とか申しまして、私はこのお店の前はしょっちゅう通るのですが、店内には一回も入った事がありませんσ(^◇^;)
だって普段使いにするには、手の出ないような商品が多いんだもの。
そういう訳でこの石燈籠、こちらの何代か前のご店主が奉納した物でしょうか。
ところで『壷神社』ってどなたを祀っているのでしょう?
壷と言うからには酒の神様なのかと思うのですが、もしもこの中川政七さんが晒問屋のご主人だとしたら、どうして酒の神様に燈籠を奉納したのでしょうか??
もしかして『壷』は酒壷ではなくて染物、藍瓶の事とか???
『壷神社』をチョッと調べてみたのですが、全然分からなくて……
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