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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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六時堂内での『振鉾』最近ついぞ忘れていたのですが、私は聖徳太子という御方にどうも好かれておりません。
中学校の修学旅行で初めて法隆寺に行った時は雨でした。
明日香村の橘寺に行った時も雨、四天王寺ではにわか雨に雷……、尼寺廃寺の現説(何次か忘れましたが)の時は雪でした(^_^;)
確か法隆寺に三度目か四度目に行った時はみぞれでしたか。
そしてこの四天王寺の聖霊会に始めて行った時も雨でした(T_T)

両舎利登高座
太子の御命日に行われる法要なので雨が降っても延期と言う訳には行かず、本来は石舞台の上での行事を六時礼讃堂の中で執り行う事になります。
そして参拝者は雨の中、傘をさして見学という事となります。
法要の中心となる管長と長老の高座も、ビニールハウス状況です(失礼な物言いです、今日も(ーー;))
当然ながら諸々の次第も堂内で行われます。
舞楽『桃李花』しかし、舞台の上と堂内では各段の広さの差があるので、なかなかに制約も大きいようです。
特に気の毒なのは、舞楽を奉納する伶人でしょうか。
『蘇利古』や『桃李花』、『綾切』といった平舞は人数が四人以上なので、どうしても窮屈な印象を受けます。
そして今年の入調舞(奉納舞の後に行われる、参拝者に振舞う舞で、たいてい走舞です)の『納蘇利』などは二人ですから、多少動きが激しくてもそれほど窮屈にも見えません。舞楽『太平楽』
気の毒なのは『太平楽』です。
聖霊会の奉納舞の最後を飾るのがこの勇壮な武将舞、四人の舞人が鉾を振り回し、抜刀して激しく動くのですから、いくら大きな御堂の内とはいっても制約が大きすぎます。
序破急に分かれた舞ですが、破の舞では長い鉾を打ち振るうので、この度は仕方なくカットとなりました。
舞楽『太平楽―急の舞』全曲で五十分弱ですから、これで十分くらいは短くなっていたでしょうか?

私はこの舞が昔から好きで、この何年かはこれ見たさで聖霊会に行っているようなものですσ(^◇^;)
やっぱり石舞台の上で、鎧に付けた鈴をジャラジャラ鳴らしながら、大刀や鉾を振り回して頂きたいものです(^_^;)
楽所の伶人には女性も多いです。
この日は昼前からほぼ一日雨、法要の終った後、天王寺楽所の伶人方々も傘をさして控え所に帰って行かれました。
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