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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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葛城山を臨む

京奈和自動車道の事前発掘調査が、相変わらず奈良県の中南部で続いていますが、ここは御所市池ノ内、葛城山を西に臨む平野部に広がる『秋津遺跡』です。
このあたりにインターかジャンクションかでも出来るのでしょうかね、かなり広々と調査地が開けられています。
昨年度にもこの地区の北側を調査し、方形の柵に囲まれた建物跡や、地区を区切ると思われる溝が検出されました。

今回の調査地区でも、その延長の柵列や、新たな方形区画掘立柱建物群が検出され、調査地の南の方には区画溝に区切られて、竪穴住居群が見つかりました。

三重に切り合う方形区画南側はまだ検出段階という感じでして、調査の中心は北側、柵に囲まれた区画と、そこに建っていた建物です。
柵は二本の柱がワンセットになって、細い杭で作られた柴垣のような塀を支えていたようで、柱の間の溝には数センチ径の柱列の跡が見られます。
具体的な構造は良く分からないのですが、この小さな柱の列は竪穴式住居の周壁溝にも何度か見た事があります。
もしかして、四世紀にはスタンダードな建築方法だったのでしょうかね?

検出された方形区画は昨年度の地区のものも合わせて六区画、その内の三区画が同じような場所に重なっていますが、切り合い関係は今ひとつはっきりしないようです。
切り合いのない区画も、それらが同時に存在していたのか、時期差を持って造られていたのか、何分、出土遺物が少ないそうで、はっきりとした事は今のところ言えないそうです。

方形区画内の棟持柱建物この画像は今回検出された方形区画内に三棟並んだ掘立柱建物の一つ、古墳時代には良く見られる棟持柱を持つ建物です。
他にも大型建物らしき束柱のある建物跡も見つかっていました。

さて……この遺構がどういう施設なのか、こいつがまだ分からないところで、新聞などでクローズアップしている葛城氏との関連もズバリとは言えない状況のようです。
このあたりの調査はまだ続くのかな?
この度も更なる調査に、次の発見を期待するところです(*^。^*)
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