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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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おびただしいヤドリギの木いつものように意味不明の画像は、奈良北町のとある場所で見た木です。
よくもまぁ、これだけのヤドリギが生えたものかと感心する代物です。
東大寺の転害門を入った所にある幼稚園のあたりにも、矢鱈にヤドリギのくっ付いた木があったと思うのですが、こっちの方が更に多いような気がします。
これだけっくっ付いていると、元の木が何なのか遠めでは良く分かりません……(゜-゜)

今現在、書いている話の事。
ここでの時は天平十六年閏一月です。
場所は難波だったり平城だったり、はたまた紫香楽だったり……恭仁の造営はただ今凍結されています。
紫香楽に離宮があらかた出来たので、次は隣接地で大寺の建立にかかりたいと目白押しの公共事業なのですが、予算枠が決まっているので新都造営と大寺建立を同時に出来ないという状況です。
そこで天皇は、即位の最初に手をつけた難波に一旦、お引越しをしようと考えました。
……と、まぁ、こういう状況なんですね。

橘の花とりあえず視察という事で行幸が行われますが、ここで安積親王薨去という、とんでもない展開になります。
さて、我らが白壁王が何をしているのかと申しますと、その葬儀の監督官の一人です。
場所は平城京内、一七日(初七日)から七七日(四十九日)まで、七日ごとに法要が行われますので、難波にせよ恭仁にせよ、帰っている暇はありません。

この話の内では、この時の平城宮の主は皇太子の阿部内親王で、東宮院を住まいとしている事になっています。
白壁王はここに呼び出されるのですが……
そこにまた、名前の思い出せない件の内舎人が御出迎えに来るから苛つくじゃありませんか……(*_*;

察するに作者うめぞー、こいつが案外気に入っているのかもしれません。
痩せて小柄だが品性卑しからずなどと言われている内は良いのですが、何度目かに現れた時には、あのひ弱な若造と罵られ、果ては左大臣の犬呼ばわり……
この後に出て来る予定の東大寺の僧侶も、小坊主だの使い走りだのと、結構勝手に呼んでいます。
ちなみに呼んでいるのは、白壁王、藤原仲麻呂、豊成あたりです。
もしかしたら左大臣も呼んでいるかも……(-_-;)

しかし、話の展開がうまく行かないからって、脇役に当たっちゃいけませんわ(・.・;)
参考までに二枚目の画像は、興福寺南円堂の右近の橘です。
今年もたくさん蕾がつき、ようやく開き始めました。
 
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