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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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是の日、皇太子(ひつぎのみこ)、禅(ゆずり)を受けて即位(くらいにつ)きたまふ。

この日とは、天応元(781)年四月三日、皇太子とは山部親王です。
この翌日には、同母弟の早良親王が立太子しています。
そして八日、司召しと県召しが臨時に行われているのですが、奇妙な事に各司の次官クラスの人ばかりの任命です。
このような人事は、私の記憶ではかなり稀ですが、何か特別な意味があるのでしょうか?
だからと言って、この時に任命されているメンバーを見たところで、この先の出来事のキーパーソン的な人もいないのですが。
むしろ注目すべきは、十四日の東宮関係の人事でしょうか。

中納言従三位藤原朝臣田麻呂を兼東宮傅とす。中務卿は故の如し。右京大夫正四位下大伴宿禰家持を兼春宮大夫。従五位下紀朝臣白麻呂を亮。

延暦四年辺りまでを眺めてみますと、何れもかなり胡散臭い(?)メンバーです(・_・;)
式家の氏長となった藤原田麻呂、この人は一見、無難な人事にも見えるのですが、姪の乙牟漏の立后がこの人の薨去の一ヵ月後というのは、どう考えるべきなのでしょうか。
考えようによってはこの御仁、前時代的に保守傾向にあったとも取れますが……

そして大伴家持は言わずもがな、紀白麻呂も延暦四年九月の事件には、連座を問われています。
紀氏としての縁戚が分からないので、この人をどのように捕らえるべきなのかが、今のところ全く決まっていないのですが、紀氏にしろ大伴氏にしろ一枚岩の結束なんて事はほぼ無いでしょう。
藤氏にいたっては、四つの家の足並みは当の昔にバラバラ、各家の事情も穏やかならぬ状態のような気が致します。

しかし、このメンバー、どいつもこいつも主役はれるのはいないような気がするわね……
今までの主役が出世しすぎたので、若い甥を主人公に任命したところ、どうも周囲が良く見えない様な気がしまして、作者としては全くの足踏み状態です。
まあ、今回こそ、主役交代は無いと思うのですが……(-_-;)
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