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キーパーソンもいればキーポイントもあるという訳で、現在悩んでいるのが総国分寺東大寺です。
『八年の乱』というやつの前後を眺めていて、一見関係なさそうなこの寺の関係者が散見されるのですが、こいつがただの偶然なのか、何か意味を持ってくるのか……
目立つ事としては、先日も書いた造東大寺司の長官人事ですか。
関係者の動きがチョロチョロ見える原因の一つは、関連の文書が正倉院文書として保管されているためも大きいので、この辺り思い過ごしもかなり入って来る可能性も否定は致しません(-_-)
ところで僧侶を眺めてみますと、この頃の大徳は当然ながら良弁僧正ですが、この寺出身のとんでもない大物が事件周辺をうろついています。
この時代に詳しい人なら誰もが知っている道鏡禅師ですね。
うちの開成王はとうの昔に、ここからは逃げ出しておりますが、代わりにまだ十五歳そこらの異母弟がいるはずです、まだ大安寺には移っていないと思うし。
寺院組織の人間と、造東大寺司という役所がどの程度関わってくるのか、これまた基礎知識の欠落で分かっておりませんのが問題なのですが、私の設定では東大寺と白壁王の一家は切っても切れないような因縁を持っておりまして、娘婿が初代の造東大寺長官に任命されたのも、強引に関連付けが出来てしまいます。
そして白壁王と道鏡師は若い頃からの腐れ縁……これも橘諸兄と良弁のお陰です(ーー;)
どうも今のところははっきりした線が見えないのですが、この辺も頭の片隅に置いておきませんと、気がつく事も見過ごしそうな気が致します。
さても……どういう路線で調べてみようかね(~_~;)