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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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歌、数闋(すくえつ)訖(おは)りて、河内大夫従四位上藤原朝臣雄田麻呂以下、和舞(やまとまひ)を奏(つかへまつ)る』

楽人は春日大社の神職さんたちです。今までに何度か取り上げました神護景雲四年(宝亀元年、770年)の三月、河内の由義宮行幸での歌垣に見える記事です。
河内国は由義宮(元は弓削行宮)が造営されたため、国府の替わりに河内職(かわちしき)が置かれ、称徳天皇のお気に入りだったらしい藤原雄田麻呂が、前年に河内大夫に任命されました。

この時の雄田麻呂の役割を私は勝手に、舞人の一人だろうと考えておりましたが、考えてみれば『奏る』と書かれているので楽人の可能性も充分あるのですね。
平安時代などにも宴の場で、公達が自ら舞人を勤めるような場面もありまして、管弦に限らず舞いも教養の一つだったのでしょうから、まぁ、どちらの可能性も否定は出来ないとは思うのですが……
場面としては舞人の方が面白いとは思うのですが、この時の雄田麻呂は三十九歳、果たしてどちらが相応しいものなのやら。
もしも楽人の一人を務めるのなら、さて、何を奏してもらいましょうか。
やはり弾琴か笏拍子あたりかな……(~_~;)

あぁ~、それにしても全面書き直しだわ……相変わらず縄麻呂の役割が決まらない・゚・(ノД`;)・゚・
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