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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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相変わらず内容と画像は関係ありません。
これは畝傍山にいた蜆蝶、写したのは秋の彼岸の頃、蝶々にやたらと出会うような日でした。畝傍山にいた蜆蝶

では……『続日本紀』宝亀二年八月八日に、外従五位下丹比宿禰乙女(たじひのすくねおとめ)の位記(叙位の辞令)を毀(こぼ)つという記事が見えています。
乙女という人は神護景雲三年五月に、忍坂女王県犬養姉女が乗輿(称徳女帝)を厭魅した云々と、訴えて来たのですが、ここに至って証言が誣告と知れたために、このような処置になったと処分の内容が記されています。

この事件、不破内親王(女帝の異母妹)が我が子を皇位に就けようとして、これらの女官と共に呪詛を行ったという事になっているのですが、これは果たして忍坂女王姉女が呪詛に無関係なのか、呪詛事件そのものがなかったという事なのか、はっきりとは書かれていませんが、不破内親王に関しては何も触れていないので、恐らくは前者なのでしょう。

また宝亀三年三月二日、井上皇后の廃后事件の背景を示す宣命が出されています。
ここに登場する人物は裳咋足嶋(もくいのたるしま)という人で、皇后が粟田広上安都堅石女(あとのかたしめ)と共に呪詛を行ったと自首して来たとあります。
宣命では、自首した足嶋には外従五位下の位を賜り、自首しなかった二名は遠流にすると結んでいます。

この八ヵ月後の十一月三十日、神護景雲三年の呪詛事件に連座した安倍朝臣弥夫人を赦す云々という記事と、十二月十二日には厨真人厨女(不破内親王)の属籍を復するという記事が見えています。

どうも事件の根っこは同じような所にあるのだと、勝手に思っているのですが……ここに登場する人物は、やはり全員が女性なんでしょうか?
私はそのように思ってしまっているのですが、女という字がついている名前は女性だとしても、裳咋足嶋と安倍弥夫人の二人は果たして女性なのでしょうか、それとも男性なのでしょうか?
この時代の女性の名前は、本当に分かり難くていけません。

一応、全員女性だという事で話を進めているのですが、もしも足嶋が男性だったら、ストーリー展開は多少変わって来るんだろうなぁ……
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