忍者ブログ

うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

HOME Admin Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

皇族が賜氏姓されるとなりますと、代表的なのは「平朝臣」と「源朝臣」でしょうか。
しかしそれ以前は、もっと色々な氏姓が見られます。
たとえば延暦六年二月五日、親王でも王でもない「諸勝」に「広根朝臣」、「岡成」に「長岡朝臣」の氏姓を賜るという、何とも解せない記事が見えたりしています。
大同元年五月十六日には、五百枝王が自ら「春原朝臣」への賜氏姓を申し出ています。

この氏姓を賜うという行為、孝謙天皇以降に良く見られるのですが、それ以前はかなり少なかったのか、単に記録に残っていないのか、その辺りをしっかり調べていないので良く分かりません。
それにしても思うに、ここで氏姓をもらった人たちで後々も名前が見える一族って、かなり少ないような気がするんですよね……
「橘朝臣」「文室真人」「春原朝臣」ならばまだしも、「淡海真人」は続いてるのか?
天平勝宝年間に見える氏姓は「三島真人」 「内真人」 「美和真人」 「海上真人」 「春日真人」 「甘南備真人」 「志貴真人」 「丘基真人」 「豊国真人」 「岡真人」 といったところですが、このうちの幾つが後も見られるんでしょう……
これらの名前って、住んでいる本籍地によってつけられるのですかねぇ。
三島、宇智、三輪、磯城、岡、などなど。
多分、後にまた名前を変えられた人もいるんだろうなぁ。

それにしてもよく分からないのが、二世王から賜氏姓された「文室真人」や「春原朝臣」は自ら希望したようなのですが、他の人たちって上からの命令なのかしら、それともやはり希望しての事なのでしょうか。
皇族扱いされるのは五世王までだから、それ以下の人たちが多いのでしょうかねぇ?
PR
この記事へのコメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集用パスワード
 管理人のみ閲覧

記事って…なんだ

記事って…なんだろう…?
おまえは誰か
HN:
うめぞー
性別:
非公開
自己紹介:
明日は歴史作家!

カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

お天気情報

-天気予報コム-

最新コメント
[02/06 賀茂史女]
[02/05 うめぞー]
[02/02 賀茂史女]
[01/30 うめぞー]
[01/30 マム]

ブログ内検索

メールフォームです
今日の参考に

Copyright ©  -- うめぞー、思案中 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by 押し花とアイコン / Powered by [PR]
 / 忍者ブログ