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やはり、高取町の八幡神社です。
ところで『八幡神社』とか『八幡宮』って、八百万の神社の内でも最も数が多いと聞いた事があります。
別の本では『春日神社』が最多とも書かれていましたが……どっちが正しいのでしょう?
ともあれ、ここは『八幡神社』なので、応神天皇と神功皇后、比売神の三柱を祀っている事になります。
そしてこちらが、昨日の『阿』のペアとなる『吽』です。
気のせいか、ちょっと頭でっかちの印象を受けます。
横から見るとこんな感じ。
プロポーションは、三頭身くらいでしょうか(^^ゞ
百四十年も座っているだけあって、どちらも結構苔むして、体の色合いも変わってしまっているせいなのか、印象が少し違うような気が致します。
ところで『狛犬』を辞書で引いて見ましたところ、
“昔、高麗から伝来したといわれる獅子に似た獣の像。高麗犬の意”とありました。
以前に見た京都国立博物館の企画展示では、元々は『獅子』と『狛犬』の対で作られた物が、時代が下がるとどちらも『狛犬』になって、『阿吽』の一対になったのだと解説されていました。
確か、どちらも口は閉じていて、『狛犬』の方に角があったはずです。
こちらの神社の『吽』は、このような顔をしています。
『阿』よりも不敵な表情に見えるのは、写した角度のせいなのでしょうか(^^)
そしてこのペア、結構芸の細かいところがあります。
こちらの方が、ややボテッとした感じを受けるのですが、やっぱり決定的に違うのは、真ん中で渦巻いている毛の方向が逆なんですね。
現物を見ている時には気付きませんでしたが、写真を見比べてようやく分かりました(^_^)
石工さんのこだわりでしょうか(~_~)
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