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四月の末に、『38社』のイナリ様よりバトンを頂きました。
忘れた頃に回答いたします。
え~と、「創作競り合いバトン」との事でございます。
イナリ様よりの御指定は、「白壁王と藤原仲麻呂」でしたので、以下より参りますm(__)m
「創作競り合いバトン」
・創作キャラを2人(+ツッコミ1人登場もOK)登場させて、なりきって答えて下さい。
・喧嘩乱闘第三者乱入何でもOK
「白壁王と藤原仲麻呂」
1.お名前を教えて下さい。
仲麻呂「藤原朝臣仲麻呂です」
白壁王「白壁王です」
仲麻呂「他に言うべき事は無いのか」
白壁王「無い」
仲麻呂「では、俺も無い」
白壁王「そういう訳だ、次の質問を」
2.頭がいいのは?
白「そうだな、私の兄も良かろうが、やはり皇后(おおきさき)か」
仲「御身、東大寺のクソ坊主を褒めておらなんだか」
白「あれは頭が良いのではなく、ずる賢い」
仲「それならば叔母上も、その類に入る。そもそも甲賀寺造営時、あの二人が裏の方で何やら手引きをしてくれた御蔭で、俺たちは良いトバッチリを受けたのではないか」
白「受けたのは私であって、御身は皇后と一緒になって漁夫の利を得た口ではないか。それに皇后が信頼していたのは良弁師ではなく行基大僧正だ」
仲「では一番頭が良いのは大僧正か」
白「それは否定せぬが、この場合の頭が良いはそういう意味ではなかろう」
仲「ではやはり、皇后かクソ坊主のいずれかと」
白「いや、この質問、当初より分かっていてボケているのであろうが、誰が頭が良いかではなく、御身と私の何れが、という意味なのは分かっておられような」
仲「そのような事は当初より理解しておるわ。しかし、宮が先に皇后が云々と言い始めたのであろう、ゆえに俺も付き合うている訳だ」」
白「本当に分かっておるのか」
仲「御身こそ分かっておるのか、今気が付いたのではないのか」
白「いいや、私は御身が言い出すのを待ってやっていたではないか」
仲「要するに、何れが意地が悪いかを競いたい訳か、御身」
白「競おうとは思わぬが、それはハッキリしておろう」
仲「御身か」
白「いいや、御身だ」
仲「……絞められたいのか、御身」
白「御身こそ、恥を知れ」
道鏡「そうです、御二方とも恥を知るのは良い事です」
仲「どこから湧いて出たのだ、クソ坊主の弟子が」
道「クソ坊主とは聞き捨てなりませぬな、僧都に対して」
白「認めておるな、御坊」
道「勿論です、いや、我が師はクソ坊主でもイケズでもドケチでもムッツリスケベでも鉄面皮でも厚顔無恥でもありませぬぞ」
白「相当、溜まっているものがあるようだ」
仲「気の毒に、親は選べぬが師は選べようものを……」
3.運動神経がいいのは
白「うちの息子らは良いが、私はあまり自身がない。だがやはり、山部などは母親似ゆえに実に敏捷だ。百済王の家も倭史の家も、そちらにかけては滅法優れておる故に」
仲「つまり自慢か、それは」
白「決まっておろう。それで御身は如何なものか、藤原の家も阿倍の家も敏捷性にかけては似たり寄ったり、まぁ、私の母方は武官も多い故、御身ほどではなかろうがな」
仲「要するに、俺よりも御身の方が優れていると言いたい訳か」
白「勿論だ。反論できるのなら存分にされよ、いくらでも受けてたとうではないか」」
仲「……絞められたいのか、御身」
白「またそれか。それでは反論になっておるまい」
道「いやはや、御二方とも、山に籠もった事も滝にうたれた事も、峰峰を回った事もあられますまい」
白「熊にまたがりお馬の稽古をした事もない」
仲「ケダモノ相手に相撲の稽古をした事もないぞ」
道「私は何者ですか、いったい」
白「良い、次の質問に行け」
仲「そうだ、次の質問は」
4.歌が上手いのはどちらですか?
白「知らぬ」
仲「言い切るな」
白「では御身に勝ちは譲ろう」
仲「譲ってもらうても困る。御身の家は、御尊父も兄君もその道には名を馳せておられように、どうして御身は歌が苦手なのだ」
白「御身の叔父上らも、先の左大臣(長屋王)の宴の常連ではなかったのか」
仲「それは御身の御尊父もであろう」
白「掴み合いの喧嘩はせなんだであろう、叔父上らは」
仲「されたのか、親王が左大臣と……」
白「今や伝説だ」
仲「……やはり、御身の父上だ」
白「恐れ入ったか」
仲「いや……」
道「はや……」
白「その坊主、絞めても構わぬぞ」
5.モテるのはどちらですか?
仲「白壁王です」
白「どうした、内室と喧嘩でもしたのか」
仲「喧嘩などしておらぬ」
白「そうか、では決まりだ。私の方がモテる」
仲「何故、そこで結論付ける」
白「否定して欲しかったのか、往生際が悪い」
道「そう、潔い事こそモテる秘訣です」
仲「また出たか……クソ坊主の弟子」
白「何用かな、『四分律』でも説きに来られたのか」
道「残念ながら、私はそちらには精通しておりませぬ」
白「そうなのか。興福寺の慈訓少僧都が、なかなか為になると言うておられたが」
仲「にわかには信じ難い。御坊であれば実践もされておられると推察しように、やけに謙虚ではないか」
道「誰が実践しているのですか。大体、御身様方、何処でそのような経典を学ぶ機会があったのです」
仲「東大寺だ」
白「僧都こそが、そちらを極めたと聞いておる」
仲「あのクソ坊主、それ程にモテるのか、坊主の仲間内では」
道「そうですね、若い頃には相当なものだったとか」
仲「なるほど、御坊も師に恵まれておられるな」
道「いえいえ、滅相も(喜)」
6.動物に好かれるのはどちらですか?
仲「道鏡師でしょうな」
白「賛同いたす」
道「やはり動物は人とは違い、人の本質を見分けましょうからな」
仲「馬には相当好かれておられよう、御坊」
白「鹿にも、やはり好かれておられるそうな」
道「いやいや、恐縮でございますな」
7.運が悪いのはどちらですか?
白「私だな」
仲「今はそれで良かろう。次の質問を」
白「最後に笑うのは分からぬが」
8.ここなら相手に負けない!っていうのはありますか?
白「あえて上げる事もあるまいに、何を比べようと言うか」
仲「ああ。多々有り過ぎて、枚挙するもおこがましかろう」
白「せぬが互いの為だ」
仲「俺も同感だ」
道「……自意識過剰と自惚れは負けぬ、そういう意味ですかな」
白「悪い事は言わぬ、御坊はそろそろ寺に帰られよ」
仲「今であれば身の安全は、この私が保証しよう。しかし、時を逃せばそれも致しかねぬ」
白「御坊の家柄では分かるまいが、父祖の代より皇家の者らは指を上げるだけで、どれだけの事をしてきたと思う。弓削連は物部朝臣に同祖といえども、神代より臣下である事は変わりあるまい。臣が君に弓を引くは、決して許される行為ではない。しかし、その逆は如何なものかな」
道「はい、分かりました……では宮様、私はこの辺りで御暇を頂きたく存じます」
仲「分かったであろう、宮の絶対に誰にも負けぬという自信が。何せ作者からのエコヒイキが誰にも負けぬのであるから、あの作者の目の黒い内は、たとえ主上であろうとも適う訳がない。俺も御坊も主人公に勝とうなどと愚かしゅうは思わぬ事だ」
道「肝に銘じておきまする」
白「大儀であった、良きに計らえ」
仲「御身、白壁はやめて黒壁に改名せぬか」
白「御身は長浜市観光協会の回し者か」
仲「いや、これ以上、何も言わぬ……」
まぁ、全然面白くありませんね(-_-;)
「次にまわす方5人と、その方のキャラ2人」だそうですが……誰か奇特な方がおられたら、持って行って下さい。