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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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十三重石塔日本最古の厄除け霊場』と言われる由縁は、ここもやはり舎人親王が四十二歳の本厄の年に建立したという縁起に因るそうです。

境内の三重塔から更に上がって行きますと、『松尾山神社』があるのですが、ここでは奈良時代の遺構や瓦が出土したそうで、本来はここに古い山房があったのでしょう。
今では松尾大明神清滝権現などの神様が祀られています。

この画像は、三重塔のすぐ右傍にある、舎人親王の髪や御骨が納められているという石塔ですが、鎌倉時代の物だそうです。
石塔とは逆の方には水の神様を祀る『丹生神の社』もあり、周辺には西国三十三ヵ所の観音霊場を石仏で模しています。

ところでこちらは、山寺にはつき物(?)の修験の場としても知られているらしく、本堂の後方には護摩壇があり、背後の露出した岩盤の諸所に、不動明王役行者の石像が安置されています。
そして今回、こちらに来ました目的は相も変らぬ秘仏拝観σ(^◇^;)
しかし、本堂の十一面観音は今回は開帳されず、十一月にまた御出で下さいという事みたいですね(^_^)

本堂、なぜか脇から(^^ゞでは、特別拝観。
『七福神堂』には弘法大師の作と云われている最古の大黒天像がおられました。
本来のインドの神様が大国主命と混同される前の姿だそうで、確かに袋のような物を肩にかけてはおられますが、なかなかに厳しくも凛々しい表情をしておられます。
その両脇にはやはり平安仏らしき、二体の大日如来が座っておられます。
更には萎え装束に杓を持った恵比寿様やら、聖徳太子摂政像までありまして……(゜.゜)

更には『行者堂』、こちらには二メートルを超える役行者(室町時代作)と前鬼・後鬼、母親の刀良売様の像が安置されています。
余談ながら刀良売様は大和高田市ではチョッと有名人で、御墓も市内にあります。
こちらの行者像は九月の初めの『修験道祭り』の時にも拝観出来るそうです。

ここにはバラ園もありまして、まだかなり咲き残っていました。
その更に奥の建物では、御住職の墨書展も開かれていて、これがなかなか面白かったです。
実はこちらの御寺に来るのは初めてでして、来てみて良かったです。
それにしても季節がらなのか、やけにハイキングツアーの人が多くて、チョイト境内が慌しい状況でしたわ。
また、あまり人のいそうにない時に再訪してみたいと思います。
紫陽花が咲いていなければ『矢田寺』も絶対に空いているでしょうしねぇ(^_^;)
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