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この画像はこの前の日曜日(12月4日)の東大寺の様子です。
東大寺の境内も公会堂の前庭も、博物館や春日大社も含め、奈良市内はまだ紅葉の見頃だと思われます。
奈良市内で紅葉と言えば、ますはナンキンハゼでしょうか。
11月に入った後、近鉄奈良駅を下りて登り大路に立った時に真っ先に目に入るはずです。
ところが今年は11月の気温が高かったせいか、これが中途半端にしか赤くならずに、早々に散ってしまった木も多かったようです。
それなのに、未だに赤くなりきらずに葉が残っている木もあったりします(゜-゜)
東大寺境内で紅葉と言いますと、菅原道真の歌でも有名な『手向山八幡宮』なのですが、神社の境内にはこれと言うほどに目立つ木は見当たりません。
大仏殿の東側から上がって行く参道にも、特に目を引く木もありませんが、チョッと右手を見てみますと、東塔の基壇の残る窪地に、見事に赤くなったイロハカエデや、鮮やかな黄色を放つ銀杏の大木が何本も立っています。
特に銀杏の木は、高い枝から一面の周囲に葉を散らして、元の地面も見えないほどになっていました。
『正倉院』の近くの『大仏池』の銀杏も有名で、写真スポットにもなっていますが、この日には既に散っていました。
ここにあげた鹿の群れがいる場所は、大仏殿の北側にある『講堂跡』で、鹿の間に見える平らな石は、建物の柱の立っていた礎石です。
こちらは私が度々行く『まんなおし地蔵尊』です。
初めて来た時から、ここにはイロハカエデの木が沢山あるのに気づいておりましたので、紅葉の時には絶対に行ってみようと考えておりました。
この地蔵尊は西に開いた細い谷間の奥に鎮座しています。
そのため、奥の斜面は夕方ともなると、西日をダイレクトに受ける事となって、楓の赤が一際鮮やかに見えます。
ちなみに春にも新緑がとても綺麗です。
そしていつものように、この場所には殆ど人が来ない……σ(^◇^;)
もう少し時間が早く暖かければ、紅葉を眺めながらしばらく( ̄▽ ̄)。o0○っとしたかったのですが、如何せん、既に日没も近く寒くなっていたので、適当なところで引き上げました。
そういえば、正倉院の門越しにクレーンのアームが二基ほど見えておりました。
そろそろ解体修理のための素屋根や足場が組まれ始めているのでしょうか。
西ノ京の薬師寺でも、東塔の両側に単管で組んだタワーが出来つつありました。
延びに延びていた解体修理が、こちらでももうすぐ始まるようです。
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