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この画像は『延暦武官行進列』、先頭の主将は東北遠征を終えて帰京する坂上田村麻呂だそうです。
この行列の鎧姿を見ておりますと、騎馬の将軍たちは大鎧の初期ヴァージョンとでも言うような扮装ですが、歩兵たちは衝角付甲や目庇付甲を被っていたりしまして、博物館で見る古墳時代の鎧姿という感じで、奇妙な時代差を感じますσ(^◇^;)
まぁ、平安初期の鎧に関する具体的な史料が殆ど無いので仕方がない事なのでしょう。
更に『延暦文官参朝列』、『神饌講社列』と続き、ようやく『神幸列』となります。
実は祭の主役はこの列、二つの鳳輦です。
前の輿には孝明天皇、後の輿には桓武天皇の御神霊が乗っておられるのだそうです(゜.゜)
輿のスタイルはどう見ても、孝明天皇の時代の物ですね(~_~)
行列の最後尾を飾るのは『白川女献花列』、そして『弓箭組列』です。
この方々が神宮の門を入られますと一般の人へのお祭は終了、門は閉じられて参加者が大極殿ならぬ本殿に祭文を奏上して、無事に祭典は終了するそうです。
この様子を熱心に扉の隙間や連子の間から見ている人達もおられましたが、私はすぐ近くで行われていた手作り市をのぞいておりました(^_^)(^^ゞ
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