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しつこく昨日の続き、というよりも再び行列が戻りまして南北朝時代。
この時代も京都は何となく圏外という感じですが、「主上、御謀反」と隠岐に流された後醍醐天皇が、鎌倉幕府を妥当した人々によって、都に戻ってきた時の様子を示しているようです。
兵庫津に出迎えた中心人物は、この楠木正成とその郎党という訳で『楠公上洛列』です。
しかし、この時代の鎧って鎌倉時代の大鎧と比べると、何となくバランスが微妙ですね……
続くのは『中世婦人列』です。
最初は、頭の上に柴を乗せて売り歩いた『大原女』と桶を抱えて川魚などを売った『桂女』の列が行き、その後ろから、『淀君』、『藤原為家の室』、『静御前』と続くのですが……真ん中の人、誰??
何せ京都の祭なので、京都で活躍した人物でないと選ばれない訳でして、鎌倉時代の女性として教科書に載るほど有名でも、北条政子などでは関東から出ておりませんので、選考外になるようです。
しかし私の陣取っていた所は交差点のすぐ手前でしたので、しょっちゅう行列が止まって自動車を通しては、「一気に通りますので小走りに渡って下さい」と、平安神宮の神職さんや警察官に指示されて、わらわらと神宮の鳥居に向かって行く後姿を見送っておりました。
おかげで、以前に行った時よりも退屈しないで見る事ができました。
そしてこの後が、昨日上げた『平安時代婦人列』となり、ようやく延暦朝の人々と神職の列を先立ちに、この行列の主役たる二基の鳳輦がやってくる事となります。
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