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この女性の俑も『天理参考館』にある物です。
俑(よう)とは、日本で言えば埴輪のような物でしょうか。
お墓に備える、人をかたどった像です。
陶磁器が多いのですが、木製や金属製も見られます。
埴輪と決定的に違うのは、お墓の外ではなく中に一緒に葬られる事です。
そのため、埴輪よりも遥かに残りが良いのが御覧頂けるでしょう。
この女性俑はあまり大きな物でもなく、高さにして30cm程度だったでしょうか。
唐代の女性にも騎馬の習慣があった事を示しているのでしょうと思いきや……この馬、鞍や鐙どころか手綱すら着いていない裸馬です。
更にはもう一体、女性騎馬像があります。
こちらの女性の乗る馬は、彩色で馬具が描かれていますし、手のポジションから考えても、手綱があるという設定で良いのだと思われます。
実際の紐か何かで、表現されていたのかもしれません。
女性用の横座りの鞍が日本でもあったらしいのですが、俑でも見た記憶があります。
しかしここではどちらの女性も、裳ではなく袴らしき物を身につけて、馬の背に跨っています。
唐代の古墳壁画には、男装の女官が描かれていますから、女性も時には男性並みに仕事をする必要があったのかもしれません。
馬に乗るくらいたいした事でもないのでしょう(^^ゞ
それにしても、上の画像の裸馬に乗っている女性は、もしかして胡人なのでしょうか。
走っている馬に平然と乗って、振り返って笑みまで浮かべているのですから、乗馬など朝飯前という感じですか。
胡人の騎馬像を見ても、たいていが裸馬に乗っていたような気がするんですが?
俑(よう)とは、日本で言えば埴輪のような物でしょうか。
お墓に備える、人をかたどった像です。
陶磁器が多いのですが、木製や金属製も見られます。
埴輪と決定的に違うのは、お墓の外ではなく中に一緒に葬られる事です。
そのため、埴輪よりも遥かに残りが良いのが御覧頂けるでしょう。
この女性俑はあまり大きな物でもなく、高さにして30cm程度だったでしょうか。
唐代の女性にも騎馬の習慣があった事を示しているのでしょうと思いきや……この馬、鞍や鐙どころか手綱すら着いていない裸馬です。
更にはもう一体、女性騎馬像があります。
こちらの女性の乗る馬は、彩色で馬具が描かれていますし、手のポジションから考えても、手綱があるという設定で良いのだと思われます。
実際の紐か何かで、表現されていたのかもしれません。
女性用の横座りの鞍が日本でもあったらしいのですが、俑でも見た記憶があります。
しかしここではどちらの女性も、裳ではなく袴らしき物を身につけて、馬の背に跨っています。
唐代の古墳壁画には、男装の女官が描かれていますから、女性も時には男性並みに仕事をする必要があったのかもしれません。
馬に乗るくらいたいした事でもないのでしょう(^^ゞ
それにしても、上の画像の裸馬に乗っている女性は、もしかして胡人なのでしょうか。
走っている馬に平然と乗って、振り返って笑みまで浮かべているのですから、乗馬など朝飯前という感じですか。
胡人の騎馬像を見ても、たいていが裸馬に乗っていたような気がするんですが?
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きのう、裸馬仕事