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大阪の『藤田美術館』で今日(既に昨日)まで『歴史を彩る 教科書に載る名品』という春季展を開催していました。
私がようやく重い腰を上げたのは昨日の事……何せつい最近まで、この春季展の事をすっかり失念しておりましたので(~_~;)
久々に『曜変天目茶碗』が出ておりまして、こいつが一番の目的でしたが、他にもどこかで見たことあるような展示品が目白押し……というほどに広い美術館ではありませんが、私立の美術館としてはかなり充実した展示でした。
実は私、この美術館に入ったのは初めてでして、かつての『萬野美術館』や『出光美術館』(今はどちらも閉館)のような規模の施設を想像していたのですが、もっとクラシックと申しますか、かなりレトロでややこじんまりとした施設です。
ここの雰囲気は『大和文華館』というよりも、法隆寺辺りの宝蔵にチョッと似ているかな?
このレトロさがかえって良い味を出しております。
秋季展では快慶作の『地蔵菩薩立像』が展示されるとの事で、これもまた忘れずに行かねば(^^ゞ
ところで上の画像は何かと申しますと、美術館の庭に建っている多宝塔の九輪にとまっていた烏です。
この辺りと申しますか、隣の藤田邸跡の公園がねぐらになっているらしく、やたらと烏が多いです。
そしてこの画像は何かと申しますと、道を挟んだ向かいにある『太閤園』の庭園にあった石です。
『太閤園』といえば、大阪でもかなり有名な結婚式場……っちゅうか料亭かな?あまりに縁が無いから、良く分かっておりませんわσ(^◇^;)
ティーラウンジに入って、庭を拝見しただけですが、あっちこっちで結婚披露宴が行われておりまして、花嫁さんだけで三人も見てしまいました(^.^)
庭園内にはいったい何処から持って来たのというような石造物等が、品良くあちらこちらに配されています。
私が一番気になったのが、この画像の礎石です。
蓮の花をかたどっていますし、直径が一メートル近くありますから、かなりの規模の寺院の物だと思われます。
おまけに火を受けたような色をしているし……まぁ、大阪にしても京都にしても、町は何度も大火に遭って、大寺院が焼けるような事態も多々あったでしょうからねぇ。
それにしても、何処のお寺の礎石なんでしょう(・・?