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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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石上神宮の小国鶏この画像は特に意味もなく、石上神宮にいる矮鶏たちです。
これは今年の一月ごろに写した写真ですが、気のせいか、行くたびに毛色というか羽色が変化しているような……世代交代が早いの?単に群れのテリトリーが移動しているの??
以前はもっと白系のやつらが多かったような気がするんですが、単なる記憶違いだと良いのですけどね。

ところで、先より読み直している話で脱線しております。
何をって、登場人物の性格がかなり奇をてらい過ぎてるってのか、変に逸脱しているってのか(・_・;)

自分で書いておきながら、どうしてこういうキャラクターになってるんだと……最も打っ飛びまくっているのは早良親王だったりします。



「先の女帝の時代には干され続け、父上にも散々に牽制されて来たあの老体をわざわざ取り立てたのは兄上だ。父上が病床に付した頃には参議にも任命し、中納言にまでしたというに、あれがどれだけの働きをしたという」

「やはり天皇は、大伴卿を懐柔しようとされておられたと言われるのですか」

「そうでなければ、私が春宮大夫の解任を願うた時に反対はされなんだろう。私はそのような甘い顔は無駄だと言うた。老体が汝の父上と親交を持っていた頃を知っておられるゆえ、兄上もどこか甘い考えを持っておられる。だが、どうして事があるごとに、あの名前が出て来る。寺にいた頃から私の耳には、あれの名前は文人などではのうて、危険人物として囁かれていた。もっとも、治部省関係の役人の言葉ゆえに 、それ程の信憑性もない様に思えたが。今、こうして太政官や中務省に関わりを持って、それが真実だと次第に分かって来た」




甥を相手に言いたい事を言いまくっております。
この人、誰よりもタカ派だわ。
東大寺時代、さぞかし良弁僧正と馬が合ったと思われますし、僧正の遷化後は次期別当の座を巡っての派閥争いの真っ只中にいたと推測されます……ってのか、それらしき事、随所で言っていたりσ(^◇^;)

それにしても、どの話の中でも大伴家持って、録でもない書かれ方してるわ……
若い時は左大臣の犬みたいに白壁王に付きまとってたり、その後も融通の利かない古臭い親父だとか山部王に言われてるし、挙句の果てが危険人物扱い((+_+))
もしかしてこの御仁も、一種のいじられキャラなのでしょうか(?_?)
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