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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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この一週間ばかり事ある毎に考えているのが、相変わらず藤原百川縄麻呂の接点なのですが、もう一つ何となく疑問に思い始めたのが、百川が山部親王を担ぎ上げる理由なんですよね。
娘の旅子を後宮に入れたのは、その結果であって前提ではありませんから、婚姻関係を考えるのは少々無理があります。
式家がこぞって、この親王をバックアップしたと考えても良いのでしょうが、では、その切っ掛けはなんなのでしょう?

まぁ、私の設定では種継が山部親王の乳母子だという理由も挙げられますが、何かもっと決定的な要因ってないものなのかしらねぇ……
もっともこんな事を考え始めますと、皇位転覆のクーデター計画で担ぎ上げられた皇子たちと、担ぎ上げた人たちの関係も、ズバリこれと言えるものがどれだけあるかという事にもつながりますからねぇ……
例えば橘奈良麻呂がどうして黄文王を皇嗣にと考えたのか……母方の従兄弟だから??

ムベの花もしも縁戚や婚姻関係がそいつに結びつくのならば、うちの設定では藤原縄麻呂山部親王の関係を考える方が、かなり容易かったりします。
この二人、実はかなり大きな共通点を持っていたりします……と言いましても、それはあくまでも私の考えている二人の私生活面に置いてですが。
縄麻呂の妻子が全く分からないのは、山部親王が親王宣下される以前に妻子がいたのか云々と同じ理由なんです、私の書いている話では。

ちなみに申しますと、二人ともしっかり妻子持ちですよ。
だいたい、この時代、三十過ぎた権門の嫡男に妻子がいないなんて事になってたら、一族全員が黙っちゃいなかろうって……片や右大臣家、片や大納言家(*_*)
加えて申せば、間違っても若い時には女性に興味がなくって、などという設定はございません。
「上様が衆道を御好みとあっては御家の一大事ですぞ、おふく様!」
などと言われて、あっちこっちから色々なタイプの女性を引っ張って来て、上様の気を引こうとしたような乳母はおられませんから……相変わらず意味不明の例え(ーー;)
しかしだよ、もしもこういう路線で話を進めるとしてだ、衆道の相手ってのは一体、誰になるんだ……考えるとかなり恐ろしい(おぞましい?)話かも(-_-;)
頼まれても、私ゃ書かんぞ……( -」)φ

画像は相変わらず内容とは全く関係なく、五月の初めに咲いていたムベの花です。
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