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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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ただ今書き直し最中の話の中で、藤原雄田麻呂が言っておりますが……

「大伴氏でも家持のように、振りでも日和見を決め込んでいるのなら、多少とも大目に見てもらえようが、古麻呂のように急進派を気取って一人で騒ぐ輩は、誰から見ても鬱陶しい」

このように言っている現在で雄田麻呂は二十六歳、どのような官職についているのやら、五位になる前なので記録にありません。
大した地位にいる訳でもないのなら、この御仁らに対する評価は、兄や周囲の年長者からの受け売りの可能性もあります。
これを聞いているのは、いつもの通り山部王ですが、この人にいたってはようやく二十一歳、内舎人になったばかりという設定ですので、これに同調しているのなら、山部王の周囲の年長者、例えば父親、伯父、義兄などの評価の鵜呑みの可能性もあります。

まぁ、若い連中が誰の言葉を信じているかは良いとしまして……雄田麻呂が評している二人の人物って、本当にこの話の中で、そういうキャラクターなのか??
書いた私本人が、現在疑い中ですσ(^◇^;)

大伴家持は、多分これで当たらずとも遠からじかな(~_~;)
仮に市原王にでも聞けば、
「あの壮士の無関心は上辺だけだ。腹の内では何を考えているのか、私でも分からぬな」
ってな具合に言うかもしれませんわ。
市原王は造東大寺司の知事職に着いた頃から、ずっとこのように思っているでしょう。

それでだ、古麻呂が急進派?
この根拠は何なんだ??(・・?
この政権で、急進派が左代弁に就けるか???(?_?)
あんまり安直な事を書くと、後で自分の首を締める典型ですわ。
もう一度、この頃の二官八省の人事を見直さないといけませんね(+_+)

それよりも何よりも、雑魚は放って置いて、一番の曲者を釣り上げにゃ。
皇太后にしても紫微内相にしても右大臣にしても、うちの主人公一家をどう見ているんだ?
この人たちは果たして、瀧を登れば龍になるような鯉魚を求めているのかなぁ?
しかしだよ、自分の手元で龍に育てたいのなら、父親はむしろ厄介な存在になるのではないの?
そう考えれば、やはり息子たちを積極的に父親に絡めにゃ、為政者の思うつぼか?
ところが白壁王は、皇太后の眼の黒い内は政界復帰は難しいと来ている……(・.・;)
さあ、水面下でどのように動いてもらえば良い???
おまけにもう一人、宮内卿の伯父上もいるのが厄介だわねぇ。
こちらは皇太后派の大物の一人だし……(@_@;)
この辺、誰をつついても、漏れなく紫微内相が関わってきそうだわ。
だからって、父上との直接対決をするような御時世でもないしなぁ……
やっぱり、今回一番の隠れた曲者は、白壁王でしょうね……すっかり騙されてたようですわ、以前に書いた時には(--〆)
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