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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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退出する神職たち連休遊び倒し(?)の最終日は春日大社です。
昨年後半から妙に春日大社づいてます?
お蔭でこのところ舞楽と言えば雅亮会(四天王寺)よりも南都楽所(春日大社)です。

五月五日は朝から端午の節句にちなんで『菖蒲祭
舞殿の柱にはさり気無く花菖蒲(アヤメ科)と蓬の葉が飾られていますが、この日にお風呂に入れるのは菖蒲はサトイモ科の植物です。
しかし、柄付きスポンジみたいな菖蒲の花では、それこそ華が無い……見た目も艶やかな花菖蒲で代用しています。

『還城楽』 蛇を見つけて喜ぶの図神事は参列者に御祓いをした後に御本殿の御扉を開き(多分……だって見えないし^_^;)、御供えを献じまして、華道の先生による献花、祝詞の奏上、玉串を捧げまして、撤饌、御扉を閉めて神職の退場と言うところだと思います……だって見えないんだもの(^^ゞ
供献と撤饌の時には、楽が流れますので何となく分かります。

神事は基本的に非公開、この後に行われる舞楽を見ようと参拝の人達は舞殿の外に並んでおります。
この間、背後で若い神職さんが「賽銭箱の前は、御参りする方のために御空け下さい」をひたすら繰り返していました……結構大変な役目かも(~_~;)

『還城楽』 蛇をゲットして喜ぶの図
今年は『還城楽(げんじょうらく)』でした。
タイトルからすると、戦いに勝った将軍が凱旋するような内容に思えるのですが、舞を見ておりますと全く違うストーリーです。
走舞(わしりまい)の内でも、これほど分かりやすい(?)舞は無いかも知れません。
蛇を食用としている人種が、蛇を見つけて喜ぶ……見も蓋もない表現ですみません。

最初は舞人が一人で序を舞っているのですが、途中で出て来た人が、その後に密かにとぐろを巻いた蛇を置きます。
暫くして気がついた舞人は露骨に喜びまして(上の画像)、徐々に間合いを詰めた後、一気にゲットします。
そして右手に撥、左手に蛇をつかんで狂喜乱舞(?)してくれます。

実を言えば私、この日の舞は『蘇莫者(そまくしゃ)』かと密かに期待しておりましたが……
先月の二十二日に法隆寺で『聖徳太子1390年御遠忌』の法要があったのですが、舞楽四箇法要の途中から土砂降り……中断の後、殆どの行事が中止となりまして、この中に舞楽『蘇莫者』もありました。
南都楽所では基本、十年に一度の法隆寺の大会式の時にしか『蘇莫者』は奉納されないとされています……が、七年前(申年)の舞楽始め式で拝見しましたわ。
今年中にどこかでリベンジで行われないかしらと、密かに期待をしているうめぞーでした。

更に午後からは万葉植物園にて『子供の日萬葉雅楽会』がありました。
また記事を改めまして<m(__)m>

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