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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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一の鳥居を入る行列この一週間、殆どネットに繋ぐのも稀という有様でして、こちらもすっかり放り出してありました。
久々に何か書こうとした揚句が、既に『おん祭』です。
春日若宮おん祭』と言えば、奈良では毎年最後を飾るもっとも大きな御祭です。
奈良の御祭は『ちゃんちゃん祭』に始まって、『春日若宮おん祭』に終わると言われるだけあって、奈良市の繁華街では、クリスマスなんぞかすんで、こちらがメインという感じ?

祭自体は15日から始まり、それ以前の準備は夏頃からこまごまと行われているそうです。
祭典当日は17日で、この日は日付が変わってから、18日の直前までの終日、様々に御子神様への御奉仕が行われます。
17日の始まりと供に若宮社を出た御子神様は、神職らに先導されて暗い中を御旅所に入ります。
これが有名な『遷幸の儀』で、ここ最近は富に見学に来る人も多く、メディアでも取り上げられるようになりました。
御旅所の御仮屋に神様が入られると『暁祭』が行われますが、これが大体、午前1時頃から一時間程度、この後に神様も神職も御休みになりまして、夜が明けた後に祭りは再開します。

『松の下式』一番多くの人が目にするのが、風流行列(ふりゅうぎょうれつ)の『お渡り式』で、12時に県庁の前辺りを出発します。
この人々は、若宮様に芸能を御覧に入れる、いわばご奉仕をする芸人で、これより盛装して御旅所に向かう様子を示していますので、華やかですが決して御祭の主役ではありません。
今年はこれを沿道の人の頭越しに眺めつつ、早々に『影向の松』のところに向かい、『松の下式』を拝見する事と致しました。

『日使』松の下式にて画像の方が今年の『日使(ひのつかい)』、住友電気工業の松本正義社長です。
昔々、藤原氏の氏長として関白藤原忠通が、祭の執行のために向かっていた旅の途中で病気となり、急遽、御付の楽人に“この日の使い”を代行させた事から『日の使い』と呼ばれるようになったのだそうです。
風流行列の内で唯一、黒い束帯を身に着けている騎馬の人物ですので、すぐに分かります。
ちなみに先頭の方で黒い衣冠で馬に乗っているのは、奈良市長やおん祭の会長ですので、お間違えなきように……結構、間違えている方がおられるようですのでσ(^◇^;)

ではまた項を改めまして、御旅所祭の事でも……
 
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