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東大寺では毎年、五月二日に聖武天皇祭が行われています。
聖武天皇が亡くなったのは天平勝宝八(756)年の五月二日、旧暦の事ですから六月の半ばくらいでしょうか。
午前中は天皇殿にての法要があるそうで、それが終わる頃を見計らって、東大寺に着くように出かけました。
ところが終わる時間を若干間違えていまして、到着した11時過ぎには、まだ献花や献茶が終わった程度で、そこから約三十分、法要の様子を人垣の後ろで眺めていました……と言うほど、参列者が多かった訳ではないのですけれどね(^^)
この日は午前中くらいは天皇殿も開けているようですが、建物の中に入ることは出来ずに外から御参りするに留まっています。
聖武天皇の坐像も一番奥に安置されているので、ほぼシルエットにしか見えません。
まぁ良いか、先月の『菩提僧正1250年遠忌』の時に御会いしましたから(^_^.)
午後からの法要は大仏殿で行われます。
そのため、大仏様の正面は参列者席が設けられていて、一般の拝観者は入れないようになっていました。
そこに連休の人出も加わって、金堂(大仏殿)内は自由に動けない状況です。
こうなれば金堂での法要はあきらめまして、早々に退去した後、鏡池前の席に陣取る事と致しました。
鏡池の上には特設の舞台が設けられていて、13時から南都楽所による舞楽の奉納が行われます。
その頃に新公会堂を御練の行列が出発するので、しばらく待っていればこの場所を通ってくれると言う訳です。
今年の画像は全て、伽藍の外から写しています。
それにしても我ながら笑えるのが、御練の行列にはお稚児さんや壷装束の女性たち、ミス奈良まで参加しているというのに、写したのは御僧侶と僧兵に扮したお兄さんらばっかし……(ーー;)
そういう訳で、一番上の画像は輿に乗って伽藍に向かう別当さんです。
第220世別当は北河原公敬師、つい昨日に就任されたばかりだそうです。
法要参加者らが伽藍内に入られますと、舞台の上では再び舞楽が始まります。
そして走舞まで全て終わって暫くしますと、法要を終えた方々が退出されます。
回廊南門の基壇の上から、参道を戻って行く赤い笠の列を見送るのは、いつもながらに壮観です。
そして十五時からは御能がありますので、そのまましつこく陣取っていました。
こちらの報告は、また項を改めまして(ー_ー)
ところで今日、10時頃に電車で平城宮跡を通ったのですが、これでもかの混雑振り……
既に西大寺駅がごった返していて、シャトルバスに乗る人も長蛇の列を作っていました。
連休中に友人が遊びに来る予定が無くなったので、予定の空く四日にでも行って『クーカルイタリアンイン奈良』で美味しい物でも食べてこようなんて考えが甘かった(--〆)
やっぱり平日に雨が降ったら、休暇とって行くべきだわ(・_・;)
明日は下鴨神社の流鏑馬に行くとして、さて、四日はどうしましょうかね……
帰りは帰りで、十八時過ぎに駅に行ったら、これまたごった返し(~_~;)
そこから夕食がてらに『カフェたまき』に行きまして、激辛チキンカレーにプディング、コーヒーのいつものメニューで、看板の二十一時くらいまで、お店にいらした観光客の方々と駄弁っておりました。
そうして帰って来たのは二十二時、さっさと寝ろって(ーー゛)