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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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奉納された氷柱奈良市の氷室神社と言えば、奈良でも一番最初に咲くとも言われている大きな枝垂桜で有名ですが、昔々にはこの辺りに氷室があったとされています。
そういう訳で全国の製氷業者が参列する『献氷祭』が、毎年五月一日に行われています。
今年は土曜日に当たりましたので、私も初めて行ってみました。
しかし祭りは午前中から始まっていまして、私は十四時から奉納される舞楽を目当てに出かける事と致しました。

振鉾(えんぶ)『南都楽所』は今でこそ春日大社に所属していますが、本来はこちらの氷室神社の神職の方も携わっていたのだそうです。
この辺りの歴史に関しては、全くの不勉強でして、殆ど知りません(-_-;)
現在では『南都晃耀会』が結成されて、こちらの神社のみならず諸所の寺社にて舞楽などの法要を行われているそうです。
そういえば薬師寺の花会式の舞楽奉納も、こちらの楽所が行っていたように記憶しています。

賀殿(かてん)南都楽所や天王寺楽所でも同様ですが、ここ最近では女性の活躍が目覚ましくて、こちらでも舞人を勤められていました。
若くて綺麗な女性が、とても切れ良く舞ってくれる姿は凛々しくて素敵です!

この舞は『賀殿
左方平舞のうちでも、軽快で見ごたえのある舞ですので、どちらの楽所でも良く演目に上がっています。

登天楽(とうてんらく)さて、こちらの右方の蛮絵装束(ばんえしょうぞく)は黄色ですね……
登天楽』です。
やはり四人で舞われる平舞ですが、何と、三臈はこの画像を御覧頂ければ分かりますでしょうか、小学生くらいの男の子でした。
いつもなら『胡蝶』あたりの一臈を勤めているのかもしれませんねぇ(^。^)頼もしいねぇ!!
高校生になる頃には、走舞を舞っているかも?!




抜頭-童舞二人舞更に面白かったのが『抜頭』です。
本来は厳しいというかヒステリックな表情の真っ赤な面をつけて、髪を振り乱して一人で舞われる走舞ですが、この度は女性二人が童舞の装束で奉仕して下さいました。
面をつけずに髪に花をかざして舞う稚児の姿は、絵巻などでは度々見かけますが、実際の舞を見たのは初めてです。

納曽利(なそり)最後は『納曽利』
落蹲(らくそん)ではなくて納曽利です(^^ゞ
しつこく申しますと、南都楽所では一人舞は納曽利、二人舞が落蹲です。

先月の二十二日の四天王寺聖霊会が土砂降りだったので、そリベンジみたいにあちらこちらに行きまくっております。
明日は『聖武天皇祭』、そして五日は『子供の日舞楽演奏会』にも行ってやろうかしらと、密かならず大っぴらに騒いでおります。
こうなったら三日の下鴨神社の流鏑馬も行ったろうかね……勝手に(--〆)行ったら?
まぁ、寝坊したら久米寺の練供養という手もあるけどね……そういえば多宝塔の公開もしてたっけねぇ。
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