×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
毎年12月29日の正午過ぎから、薬師寺の各御堂の御本尊他、お身拭いが行われます。
寺では午前中に正月用の餅つきをして、その時に使用した水を使って仏様を拭き清めるのだそうです。
まずは12時に御僧侶方が金堂に入られて法要を行います。
その後に若い御僧侶や、奉仕して下さる学生さんたちによって、お身拭いが行われます。
お身拭いは金堂の薬師三尊を始め、須弥壇も綺麗に拭き上げます。
そして薬師如来の前には、正月に特別公開される国宝『吉祥天女画像』の御厨子も置かれ、こちらも綺麗にされました。
そして金堂が終わりますと、大講堂の諸仏、更には東院堂の聖観音像なども拭いて行きます。
だいたい2時くらいには終了というところです。
さて、ようやく解体修理が行われる東塔ですが、塔の北側に素屋根を組み上げて、それを移動させて今の状態になっています。
この後、来年の三月で塔全体を覆う形になり、この中で解体修理が行われる予定です。
この素屋根、高さが42.5メートルもあるそうで、現在の西ノ京で一際目立つ存在となっています。
修理が完了するのは平成30年の12月、それまでは『凍れる音楽』と賞賛された姿を見る事も適わなくなります。
PR
この記事へのコメント