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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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勅使が到着されました。

春日祭』は三月十三日、つまりちょうど一週間前の先週の土曜日でした。
始まったのは嘉祥二(849)年、仁明天皇の時代でしょうか。
三大勅祭として有名で、毎年、宮内庁の方から勅使がお出でになって『御棚神饌』を捧げ、祭が行われます。
ちなみに他の二つの勅祭は『葵祭』と『岩清水祭』ですが、実は私、行った事がありません(*_*;
そもそも勅祭は、旧官幣大社では定期的に行われるものなのだそうですが、熱田神宮にしても出雲大社にしても、毎年行われる訳ではありません。
宇佐八幡宮では十年に一度でしたか、三~四年に行われたとニュースで見た記憶があります。
そういう訳で、毎年、勅使が御出でになって祭事を行う春日大社は、かなり別格の名神大社と言えましょう。

『祓戸神社』前にて今年の勅使は北島清仁氏、黒い装束の方です。
参道の中央には玉砂利を盛り上げた勅使道が、斎館から本殿まで敷かれ、この上を宮司や勅使を初めとした方々が、通って行かれます。

そして二の鳥居をくぐったところにある『祓戸神社』の前で、お清めを行います。
この日は今にも雨が降りそうな曇った日で、いつもうっそうとした春日大社の参道がよけいに暗くて、かなり離れた場所からしか拝観が出来ませんで、具体的にどのような祭文を読んだり、どのような所作をしているのかが、ほぼ分かりません。
いえ、多分知識があれば、神前に参る前の清めの方法くらいは分かるのでしょうが……はっきり行って、私はこの類には完膚なきまでに無知です(-_-;)

回廊内には一般の人は入れません……(;_;)ところで、勅使や神社の偉い方々が着ておられる、このような束帯の装束は、色によって身分が決まっています。
勅使は黒い装束ですから三位以上、宮司は赤い装束ですから五位か四位、そして碧や青の方々は六位以下という事になります。
こんな位、大昔に廃れたものかと思いきや、このように神社や宮内庁関係には、まだ存在しているようです。

さて、回廊内の祭事は門前からわずかにしか見る事が出来ません。
三年前
にも、この場所で粘って祭事の様子を窺っていたのですが、今年は午後から京都に行く予定があったので、さっさと退散してしまいました。

しかし、三年前にはもっと勉強して、また見に来なければ……などと思ったものの、相変わらずの勉強不足、本当に勅使祭はどのような事を行っているのやら。
少しは身を入れて調べてみれば分かるのでしょうかσ(^◇^;)
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