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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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そもそも、このカテゴリーのタイトルからして、人によっては怒り出すんじゃないかしらねぇ……^_^;
往々にしてと言うか、私の知る範囲では、
「私、万葉集、好きなの」と語る人の十中八九は、浪漫を語りたがるもののようですから。

私の書く話に歌人として有名な人が出て来たところで、その人がする事は……太政官への不平不満を言う、上官の悪口を囁く、家族への愚痴をこぼす(ーー゛)
誰かって、大伴家持とか志貴親王とか(~_~;)

一昨年のムーンライトin藤原京より日曜日に『万葉文化館』に久々に行きまして、特別展の後に少し時間があったので、常設点の部屋に行ったところ、ちょうど『万葉劇場』の始まるところだったので、タイトルも確かめずに入ってしまいました。
『万葉劇場』っちゅうのは、万葉歌と歌人をクローズアップして、音と映像、ついでにキャラクターの人形によって見せてくれる、結構、請った内容の展示なのですが……三本しか作品がないので、何度か通う内に何度も見る事になるんですよね。
私はここの博物館、関西文化の日には毎年行くので、そのたびにどれかの作品を見ておりました。
この日に見たのはよりによって『額田王』
これがねぇ……ここ最近は、見ている方が恥ずかしいような内容に思えてきて……それじゃ見なければ良いのにと、我ながら思うのですが(-_-;)

  天皇の蒲生野に遊猟したまひし時に、額田王の作れる歌
 あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る  (巻第一‐20)

  皇太子の答へませる御歌
 紫草のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆえにわれ恋ひめやも (巻第一‐21)

この有名きわまる歌の捉え方が、大マジに額面通りですから始末が悪いんです。
この二首、雑歌として載せられているので、間違っても焼けボックリに何とやらな男女関係に密かな云々みたいなメロドラマを考えるべきではないと言う意見の方が、私としてもしっくり来るんですわな。

ためしに若い女性に、どういう状況で詠まれたと思うかと聞きますと
「宴会での余興と言うか、戯れ歌だと習いましたけどねぇ」
「これ事実だとしたら、天武天皇、天智天皇より先に持統天皇に殺されると、違いますの?」

昨年か一昨年にこの博物館に行った時、こいつを見て出て来た初老の御夫婦の感想が聞こえたのですが、
「この脚本はちょっと酷いよなあ」と旦那様
「まあ、無難な線で綺麗にまとめているのじゃないですか」と奥様
やはり、年配の方でも受け入れかねるようなところがあるんですわね。
いずれの意見にも、何となく安心しましたわ。
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