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奈良県は現在、更なる世界遺産として飛鳥・藤原宮跡の登録を目論んでいるそうで、まずはこの遺跡群を全て史跡指定せにゃなりません。
そういう訳で、飛鳥京の新たな学術調査を今年度より行っている訳で、範囲確定とばかりに外郭北部を発掘しているようです。
こちらの画像では、見事な石組みの東西の正方位に乗る溝が出ておりますが、これは二年前の第157次調査で見つかった北限と思しき溝の東側延長部分となります。
ところが新聞やテレビでも報道されたように、この溝の北側で新たな建物跡が検出されました。
この画像の上が北になります。
その部分に四角い掘方を持った柱穴が東西に三つ、更にその北にも一つ並んでいます。
これが掘立柱建物の角の部分になります。
北限溝と思われていた溝の更に外側にも、後期には飛鳥京は拡大していた様子が窺えます。
こちらのトレンチは、溝の出ていたトレンチの更に東側になります。
こちらの画像は、右が北側になります。
ここでも廂付きの建物が検出されているのですが、件の溝をそのまま延長すると、この建物のすぐ北側に来てしまいます。
そういう訳ですぐ北側にも小さなトレンチを開けているのですが、ここでは溝は検出されていません。
つまりこの部分まで来る前に、東西溝はどちらかに曲がっているようです。
さて、画像には映っていませんが、この建物の南側には砂利敷きの広場が検出されています。
何らかの儀式が行われるような施設が、この外郭にも存在していたという事です。
上の画像の後方奥の方に写っているのは、ちょっと分かり難いですが飛鳥寺です。
飛鳥寺の南門の前には、石敷き広場が広がっていた事が確認されています。
今回の建物の発見により、飛鳥京の北限は再び不明となって、飛鳥寺との関係も交えて、今後の調査の結果が待たれるばかりです。
そういう訳で、飛鳥京の新たな学術調査を今年度より行っている訳で、範囲確定とばかりに外郭北部を発掘しているようです。
こちらの画像では、見事な石組みの東西の正方位に乗る溝が出ておりますが、これは二年前の第157次調査で見つかった北限と思しき溝の東側延長部分となります。
ところが新聞やテレビでも報道されたように、この溝の北側で新たな建物跡が検出されました。
この画像の上が北になります。
その部分に四角い掘方を持った柱穴が東西に三つ、更にその北にも一つ並んでいます。
これが掘立柱建物の角の部分になります。
北限溝と思われていた溝の更に外側にも、後期には飛鳥京は拡大していた様子が窺えます。
こちらのトレンチは、溝の出ていたトレンチの更に東側になります。
こちらの画像は、右が北側になります。
ここでも廂付きの建物が検出されているのですが、件の溝をそのまま延長すると、この建物のすぐ北側に来てしまいます。
そういう訳ですぐ北側にも小さなトレンチを開けているのですが、ここでは溝は検出されていません。
つまりこの部分まで来る前に、東西溝はどちらかに曲がっているようです。
さて、画像には映っていませんが、この建物の南側には砂利敷きの広場が検出されています。
何らかの儀式が行われるような施設が、この外郭にも存在していたという事です。
上の画像の後方奥の方に写っているのは、ちょっと分かり難いですが飛鳥寺です。
飛鳥寺の南門の前には、石敷き広場が広がっていた事が確認されています。
今回の建物の発見により、飛鳥京の北限は再び不明となって、飛鳥寺との関係も交えて、今後の調査の結果が待たれるばかりです。
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検出ってなに?