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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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昨日に行われました奈良市の氷室神社『献氷祭』で、舞楽奉納を今年も見てきました。
曲目が昨年とまったく同じなのですが、これは祭の通例として決まっているのでしょうか、それとも舞人や練習している曲の都合なのでしょうか?
何となく、後者のような気がしないでも……

さて、何とも珍しかったのが、今年の『振鉾(えんぶ)』は一節、左方しか舞われなかった事……
昨年は三節行ったのかな、それとも三節のみを舞ったのでしょうか、残っている写真では左右の舞人がちゃんと写っているのですが??

登天楽ともあれ、その次が『賀殿(かてん)』左方の平舞です。
一臈の方が振鉾の舞人と同じ方、装束が同じですから鉾を置いてすぐ出る事は可能でしょうが、なかなか大変そうです。
二~四臈は女性でしたが、これは昨年も同じでしたかね。

続いてこちらの画像、『登天楽(とうてんらく)』右方の平舞ですね。
今年も小学校の高学年くらいの男の子が一人加わっていました。
舞はまぁ、なかなか様になっていたようですが、途中で演奏がずれていたように聞こえたのは気のせい(^^ゞ

抜頭・・童舞ヴァージョンそして今年も、女性二人による童舞ヴァージョンの『抜頭(ばとう)』左方走舞です。
私はこの舞が少々苦手でして、ひざまづいて這いずる様な動きを見ていて、何か重苦しくなってくるのですが……このヴァージョンは良いです。
舞人が若い綺麗な女性というのも、かなりのプラスポイントですが、二人並んで対称のポジションで舞ってくれると、変化が大きくて見ていてとても楽しいです。
あのぶっとい眉毛に吊り上った目をむいて、歯を食いしばった真っ赤な面の舞とは、全然別物で軽やかに優美な印象ですね。
お二人とも同じ苗字の方なので、もしかして姉妹でしょうか?

納曽利最後の舞は『納曽利(なそり)』右方走舞です。
画像が暗くてすみません……

ところで走舞の舞人に妙に感心したのが、裾捌きが巧い事です。
後ろに長めの裾(きょ)をひきますので、これを巧く捌きませんと、踏んづけて躓いたりしますので、学生サークルの舞などを拝見すると時々ハラハラします(~_~;)
その辺、南都楽所(春日大社)や雅亮会(四天王寺)の方々は心配する必要ありません……でもない?

『納曽利』の方は特に上手に思えましたが、『抜頭』のお二方も見ていて気になりませんでしたから、綺麗に捌いていたのでしょうね。
まぁ、走舞の装束の裾は単で裏地が無いようですので、それ程絡まないのでしょうか?
先日に見ていた『和舞』や『久米舞』は裏地があるようで、その分重いのでしょう、見ているとだんだん捩れてくるんですね……撥ねたり走ったりはしない舞ですから、これでも大丈夫なのかしらねぇ(゜.゜)

こちらの楽所でチョッと良いなぁと思ったのが、舞台から退出する時の仕草。
一瞬立ち止まって胸を張り顎を少し上げた後、軽く頭を下げる様子が、特に女性がやると可愛いらしかったです(*^。^*)
何やら見慣れてきますと、変なところを見るようになって来ました……σ(^◇^;)

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