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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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葉のない銀杏はちょっとグロテスク?昨日に引き続き、植物のお話。
春分の日の二十日、雨模様でしたが静岡から来た友人と奈良町をうろついていました。
私がずいぶん以前に見た、石仏探しが今回のテーマの一つです(~_~;)?
憶えているのは雨宿りで入った中将姫関連のお寺で、そこにいたお婆さんが案内してくれたという程度です。
そこで、奈良町に幾つかある中将姫関連のお寺さんを巡っていた時に、高林寺(こうりんじ)のすぐ近くで見かけたのが、この銀杏の木です。
奈良市の保存樹だそうですが、樹齢やいわれ等は分かりません。
銀杏の木は酒樽に良いと聞いた事があるので、この中世からの町中に立つ木は、その関係かもしれません。
ところで肝心の石仏の話は今回は省略、また機会がありましたらσ(^◇^;)

少し高台で存在感をアッピールする欅の木こちらは次の日に訪れた桜井市の慈恩寺(じおんじ)の前に立っている大欅です。
欅は幹が太く中空になりやすいそうで、この木も背後に回ると、大きな洞がありました。
初瀬谷を見下ろす少し高台に慈恩寺はあり、平安時代の堂々と美しい阿弥陀如来坐像を本尊とする古刹ですが、今は若い住職夫妻が守っておられます。
彼岸の最中、地元の人たちに大事にされているお堂は、一見でやって来た余所者をも親切に迎えてくれます。

ヤドリギは冬に良く目立つ慈恩寺のすぐ隣に大神神社(おおみわじんじゃ)の摂社の玉列神社(たまつらじんじゃ)が鎮座しています。
この鳥居の前に、大きなヤドリギのある木が立っていました。
ヤドリギは宿主の木の葉が落ちると、このように良く目立ちます。


摂社と赤い椿こちらの神社の御祭神の玉列王子神(たまつらおうじのかみ)は大物主大神の子供だそうで、子宝を授けてくれると言うご利益があるそうです。
またここは椿が多く植えられているのでも有名だそうで、次の日曜日には椿祭りも行われるそうです。
振る舞いにゅう麺もあるというのが、なんとも桜井市らしいです(^^ゞ

ただ今は梅と並んで椿の花の見頃です。
椿も江戸時代の園芸ブームで多くの品種が作られたそうで、一重も八重も、色の濃淡も花の大きさも様々に堪能できます。
ピンクも赤も白も綺麗な椿の花やはりこの写真のような、一重のつぼ咲きが私の好みでしょうか。
なかにはお茶の花を倍以上に大きくしたような白い一重の花もあって、今更にお茶は椿と同じ品種だったんだと確認してしまいました。
手入れされた茶畑はあまり花を咲かせるようなことはしないですが、茶所の一角で育った私には、お茶の花は何となく懐かしい物ですσ(^◇^;)
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