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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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いわゆる五つ衣というやつですか昨日に訪れた『下鴨神社』では、特別拝観に伴い、『十二単の着付けと王朝舞』という特別イベントも行われていました。
着付けは『春日大社』でも時々行われていますが、実は始めて拝見いたします。

白の単衣に緋袴の裸姿の上に一枚ずつ着付けて行くのですが、本来は白の単衣すらなくて、いきなり色物の単衣を素肌の上に着るのだそうです。
解説では合計10枚の上に唐衣と裳をつけて、総重量は十五キロほど……
かつてイベントのためにこれらの衣を化学繊維で仕立てたところ、重さは倍以上になってしまい、普通の女性では立ち上がれないほどになってしまったというエピソードを聞いた事があります。

重さだけではなく、全てにおいて動きにくそう……そして王朝舞となるのですが……まずは衣が重い。
この時代の女性が立ち上がらなかった理由が、これでも分かります。
そして裾も幾重にも引き摺っている上に、長くて重い裳も着けているのですから、自由に動き回る事はほぼ不可能でしょう。
舞といっても殆どが上体の動きのみになります。
本当に五節などの舞姫は、このような装束で舞を舞ったのでしょうかと、実際に目にすると疑問に思えるのですが、まあ、こういう舞なのでしょうと納得するところなのでしょう(~_~;)

それにしてもこの装束、本当に体形も何も分からないですね。
おまけに上流の姫君は立ち姿を見られてもいけないどころか、顔すらも御簾越しにしか披露(?)しません。
世の男どもは姫君の声や香の趣味や、御簾から居出した衣の色などで判断するしかなかったのでしょうねぇ。
最初は話しをするにも、御付の女房経由でしょうから……う~ん、信じられない(-_-;)
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