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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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石の扁額です。奈良坂町の氏神の『奈良豆比古神社』は、『奈良坂春日社』とも呼ばれ、春日大社との関わりも深いとされています。

こちらの神社は、県の無形文化財に指定された『翁舞』で特に有名です。
私は二度ほど見た事があるのですが、プロの能楽師や狂言師による三番叟を見慣れているせいか、地方芸能化した野趣にとんだ舞に見えた事を覚えています。
しかし、本来の翁や三番叟のルーツがこちらだとも言いますし、さてこの辺は如何なものなのでしょう。
この舞の謂れを随分以前に調べていて、春日王の二人の息子の名前に引っかかったのもよく憶えています。
右の舞台で『翁舞』が奉納されます。
そもそもこの神社には三つの社があり、三人の御祭神が居られます。
中央の社には“平城津彦神”、右の社には“志貴親王”、左の社には“春日王”となっています。
それぞれの祭神の考察はとりあえず置いておきまして、どうして翁舞が始まったかを調べてみますと、春日王が病気になった時に二人の息子、浄人王安貴王が舞を奉納する事によって平癒を願った事からなのだそうです。
確かこちらでは、三人の、白い顔の太夫、黒い顔の三番叟などの面をつけた舞があったはずです。
20年に一度、社は建て替えられるそうです。浄人王の舞がこちらの芸能のルーツなのであれば、太夫とは浄人の事なのかもしれません。
そしてどの資料にあったのか忘れましたが、安貴王の別名を黒人ともいうそうで、これがもしかしたら三番叟なのかしらとも思った訳です。
これらの戯言、それこそ学生時代に考えた事ですので、かなりいい加減なところも多いと思います。

しかしこの辺から私特有の大枚妄想が始まる訳でして、安貴王(この人の名前は、続日本紀にも出てきます)が黒人ならば、浄人王は白壁か???
ちょっと待て、白壁王は春日王の息子ではなくて弟だろう……
両親に早く死なれた末っ子は、長兄の元で育つという戯言は、ここから始まっている訳なんですねσ(^◇^;)

それじゃ三人の翁ってのは誰の事なのさ?
そりゃ、三人の兄?
いや、長兄は病気平癒を願われている本人でしょうに……
それじゃ、小うるさい三人(本当は四人いる)の姉だったりして(ーー;)
かくして、意味不明の戯言になったので、神社の話の続きは明日にでも(・.・;)
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