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昨夜、メールチェックをしていましたところ、突然バックグラウンドでウィルススキャンが始まりまして、それも完全スキャンするなんぞと、表示がのたまうておりました。
簡易スキャンでも小一時間かかるってのに、完全なんていったら、一晩かかるんじゃねぇか?
本当に、これをやられますと、動きが悪くなるんですよね……早々に諦めましたわ(ーー;)
昨年の春に『浄瑠璃寺』に行きました時、御住職が、ここは御堂自体が九体の阿弥陀様の厨子を兼ねているので、屋根もやや低く、前面もあまり広く造られていない、現在では一般の方も堂内に入る事が敵うけれど、本来は僧侶以外は入ってはいけない場所だった、という事を言われていました。
また『新薬師寺』の発掘調査報告でも、金堂の南面に取り付けられた例を見ないほどの広い階段部を差して、堂内に入る事の出来ない僧侶や参拝者が、ここに並んだのではと言っていたのは、え~と、菅文だったかな(?_?)
法要などの時、僧侶以外の人は金堂などに入る事が出来たのか??
こいつが今日の疑問ですわ(゜.゜)
例えば、天平宝字元年(天平勝宝九歳)五月二日に、聖武太上天皇の一周忌法要を東大寺で行っています。
この時に招いた僧侶が一千五百余人とありますので、金堂内はおろか、出来たばかりの回廊も僧侶で埋め尽くす勢いです。
上位の僧侶と、女帝、皇太后、皇太子(大炊王)は金堂内にいたとしまして……
ここに五位以上の官人も出席していたとして、右大臣(藤原豊成)や大納言(藤原仲麻呂)も前庭の天蓋の下にでもいればよい方かもしれません。
こうなりますと、この時点で内舎人をさせられているうちのスメラミコトなんて、炎天下(旧暦の五月は、梅雨の最中、真夏です)で法要中、ずっと立ちっぱなし??
一体何人、熱射病や貧血でぶっ倒れたんでしょうσ(^◇^;)
法要ではなくても、何かの儀式の時にはどうなのでしょう?
昨日来、疑問に思うのが、例えば落飾する息子に母親は立ち会う事が出来るのか?
そもそも落飾という儀式に、家族であれ一般人は、どのようなポジションで立ち会う事が出来たのでしょうか?
そして出家した兄に弟が会いに来たとしまして……場所は東大寺(-_-)
まあ、この兄弟、一応は皇族ですので、新発意だといったところで割合に自由に振舞えたかもしれません……何せ、大徳はこの兄弟の父親に借りがある(という、とんでもない設定)
この時、金堂の本尊の周囲にはまだ足場が組まれ、技術者が色々な仕事をしておりました。
兄は弟を連れて作業中の足場に上がって行き、本尊の蓮華座の花弁に彫られようとしている須弥山世界の話を始めるのですが……
安直に、こういうシーンを考えておりまして、またも疑問。
この時、まだ寺の内には造東大寺司の役人どももウロウロしていたのでしょうが、ここに勝手に僧侶が出入りしても良いのかな?
まあ、それは良いにしても、本尊の前では四六時中、何かの法要が行われるのですから、そういう時は才伎の作業は中断するのかしら?
本尊は膝元まで足場が組まれていて、その内には光背の制作も始まるのだから、相変わらず金堂内は工事現場さながら……やはり堂内ではセレモニー的な事は行わないのかしら?
この辺り、直接には書く必要も無い事なのですが、何かの折に引っかかるんですよね。
金堂内で燈明に油を注いでいる如法師に主人公が会うシーンとかも、以前に書いたのですが、ここも変更した方が良さそうですわ。
さても、相変わらずどうでも良い疑問が、やたらに湧いて来て困ったものですわε-( ̄ヘ ̄)┌
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