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「情報操作で仲間割れを促すなど、藤氏に限らず公卿には当たり前の戦術ではありませぬのか」
「まったく、汝は大学で何を習うて来たのかと、時々思いとうなるわ」
「違うのですか」
「違うてはおらぬ。皇太后に限らず、永手辺りでも考えそうな事だ。今頃は小者に揺さぶりをかけて、一番の大物をおびき寄せようと機会を窺うておろう」
例によって、山部王と白壁王の会話です。
これが親子の会話ですから、本当に恐れ入る家庭環境ですわ(ーー;)
父親は父親で、権謀術数は御家芸とか何とか、平気でノタマウような人ですし……(~_~;)
それにしても放蕩息子、大学で『韓非子』でも習って来たんですかね(?_?)
手嶋王が「俺たちが思うている以上に、父上も伯父上も恐ろしい人だよ」なんぞと、さり気無く言ってくれるのですが、本当にそういう人になって来ています。
何せ父上は、二十九歳の時から貴方方の父上をやっているし、伯父上は三十五歳の時から伯父上をやってますからねぇ……敵うはず、ありませんってε-( ̄ヘ ̄)┌
そして昨日辺りにようやく気付いたのですが、作者は光明子皇太后にすっかり騙されていたようです……(@_@;)
『続日本紀』の記述、特に宣命などの内容を馬鹿正直に受け取ってはいけません。
やはりこの人は、藤氏の大物も平気で脇にやるくらいの曲者ですσ(^◇^;)
それにしてもうちのキャラクターって、男女関係無く、四十過ぎると漏れなく腹黒くなるんとちゃうんか?(゚_。)?(。_゚)?
そして画像は、今日も内容とは殆ど関係ありません<m(__)m>
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