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書き直しを検討中の話を読んでいて、ふと思った事……この女性も、私の意識からいつも飛んでいる(・.・;)
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「俺はふと思うのだが、汝の惚れた女、あの百済王敬福の孫娘」額を押さえたまま、兄は言う。
「明信か……」久々に口にした名前に、自分が動揺しているのに気付く。
「あの娘との邪魔立てをしたのも、もしかしたら内相なのやもしれぬ」
「あれを室にしたのは右大臣の息子だぞ、それにもう、四年も前の事だ」
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まあ、この辺りに詳しい方々の意識の内では、この百済王明信という女性が、山部王にとっては一番重要な相手に据えられているようです。
若い頃のうちのスメラミコトと来た日には、掻っ攫われた相手の事を時々ウジウジと思い出しつつも、平気で遊行女婦(うかれめ)の元なんぞに通ってくれます。
嗚呼、これじゃいかんと、作者は紫微内相と図って(?)、早々に嫁取りをさせたのですが、そのお陰か、この女性が意識から飛んでしまっているんですよね……
いや、その割には、中務卿宮と呼ばれるようになってからは、母親のいる東宮院に『中宮職』よろしい部署を勝手に作って(出来るのか、そんな越権行為が???)、自分が中宮大夫よろしく収まって、そこを隠れ蓑に愛人との逢引の場にしている云々……と、藤原百川(雄田麻呂改め)が言っておりました(-_-;)
もしかしてこれらの話って、一種のコメディなんだろうか(?_?)(・・?(?_?)(・・?(?_?)
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