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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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確かに七つの石があります。奈良県大和高田市大中東町に『春日神社』があります。
市役所通りと高田川の堤防の道の交差点から少し南へ入った所です。
市内の式内社は『石園坐多久虫玉神社』しかないはずですので、ここは村社の類だと思います。
しかし七月に行われる夏祭りは割り合いに盛大で、露天も多数出て花火大会も行われ、浴衣姿の子供たちや若い女性で賑わっています。昔話風に紹介されています。

神社自体は割り合いにこじんまりとしているのですが、ここには『義経の七つ石』といういわくありげな石が置かれています。
案内板によれば、奥州に旅立つ前の源義経一行が静御前に会うために、母親の家のある礒野の地を訪ね、ここの神社で一休みをした云々……
この類の伝承は、私の田舎にも結構あります。
ただし伊豆なので、義経が頼朝になっておりますが(^^ゞ

真偽の程はさて置き、この七つの石の内の幾つかは、寺社などの建物に使われていた礎石の可能性もあるようで、明らかに上面を平に加工した物も見られます。

新たにこのようなプレートも出来たのですが……大和高田市の磯野は、先にも書きましたように、静御前の母親の礒野禅尼の出身地とされ、静もこの地の生まれだろうといわれています。
商工会が中心になって、伝承などを掘り起こして案内板なども立ててくれています。
こちらにも、このような可愛らしいキャラクターのプレートがあるのですが……よく見ると『弁慶の七つ石』になっています(^_^;)
武蔵坊弁慶といえば義経主従の最重要人物ですから、あながち間違いでもないのですが、やはり『義経』の方が正しいのだと思います。

この七つ石に気を取られて、他の物を見落としがちなのですが、この神社には結構面白い物があります。
神社の扁額が石製だったり、四対もの狛犬がいたり、薬師堂に奇妙な奉納品があったりと。
今回、そちらの写真が暗くて綺麗に取れなかったので、また日を改めて写真を撮りに行き、追々紹介したく思っておりますm(__)m
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