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『宇智川磨崖碑』から車で数分もかからない、吉野川の北岸に『栄山寺』があります。
ここでとにかく有名なのは、国宝の八角堂ですが、そのほかにも小野道風の手と伝えられる銘のある梵鐘も国宝です。
八角堂は亡くなった人の供養のために建てられる事が多いようで、この寺の堂も藤原南家の初代武智麻呂とその内室のために、次男の仲麻呂が天平宝字年間に建立したと伝えられています。
この八角堂の存在感のため、本堂が忘れられている事が多いような気がしますが、こちらの本尊は薬師如来坐像で、通常は秘仏となっていますが、室町時代の堂々とした御方です。
この寺の境内にも、実は御霊神社があります。
本堂と八角堂の間に赤い鳥居が立ち、狛犬が座り参道が延びていますが、扁額も銘も無いために御霊神社だと気づかない人も多いようです……といいますか、ここに来る殆どの人の目的には御霊神社などどうでも良いのかもしれませんが(^_^;)
大抵の時には神社正面の門は閉まっていて、出かけた日にもやはり閉まっておりました。
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