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訪問したのは九月二十日の事です。
現在の地名の“そうらく”、もしくは旧名の“さがらか”と読んでしまいそうですが、こちらの名前は“さがなかじんじゃ”です。
御祭神が足仲彦命(たらしなかつひこのみこと・仲哀天皇)、誉田別命(ほむたわけのみこと・応神天皇)、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)となっていますので、本来は八幡神社のようですが、この辺りの産土社でもあるようです。
不勉強なのですが、こちらの神社に残る御正月の行事はかなり有名らしく、中世の宮座祭祀の形式をよく残しているとして、京都府の無形民俗文化財にも指定されているそうです。
ホント、民俗関係には疎くて……(*_*;
境内に入って真っ先に気づくのは、この相楽郡周辺に多い建物配置です。
本殿の前に拝殿、その前には本来ならば舞台があるのですが、ここでは斎庭になっています。
その庭の両側には氏子座となる仮舎が建てられています。
本殿は三間社の流造り、室町初期のもので重要文化財だそうです。
その左側には春日造りの若宮社も鎮座しています。
大きな道路に面し、隣は小学校か何かですが、社の杜に一歩入ると実にきれいな空間です。
最近、こういう場所に来ると「ああ、成る程な……」と、根拠不明の実感が湧くのですが、ここもそのような場所の一つでしょうか……別の実感を覚える所もあるんですけどね、この前の出屋敷町の『崇道天王社』のように(+_+)
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