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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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門の向こうに……やはり忘れている墓参です(^^ゞ
ここを訪れたのは18日、田原西御陵、東御陵に参り、奈良豆比古神社を詣で、佐保山東御陵、西御陵を巡った後です。
今は閉園した奈良ドリームランドの入り口脇の細い道を上がって行く途中に、この小さな墓はあります。
奈良市法蓮佐保山の那富山墓、ここは聖武天皇と光明皇后の間に生まれた皇太子の墓所です。
基親王某王などと呼ばれていますが、たった二歳、実は満一歳になる前に亡くなってしまいました。

神亀四年閏九月丁卯(29日)、皇子誕生す。
そして十一月二日には立太子しますが、翌年の九月丙午(13日)には、“皇太子薨しぬ。壬子(19日)、那富山に葬りまつる”の記事が見えています。
三日間の政務の停止は行われていますが、決まりにより七歳に満たない者には喪礼は行わないので、皇太子とは申せ、それに従ったようです。

ここ最近、このお墓の門は殆ど開いていない様子で、私が行った時にも鍵がかかっていました。
そういう訳で門越しに何とかこの程度は見えます。
このお墓には隼人石と呼ばれる、線刻画のある石が置かれていることで有名です。
ネズミやウシの顔をした半裸の人物像が線で描かれているのですが、拓本が本などで良く紹介されていますので、御存知の方も多いかと思います。
本来は十二支、十二方位が揃っていたと考えられますが、今では四つしか残っていないそうです。
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