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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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八足門「御仮殿」横のテントから八足門を窺うと、こんな感じ。
手前のテントで整理券と拝観記念券を交換してもらい、この門から本殿の瑞垣の内に入ります。
本来は御正月くらいしか、この門は一般には開かれないそうで、本当に特別な事らしいです。
らしいとは、後にも先にもこの大社には初めて来たので、いつもの様子を全然知らないんです(ーー;)
八足門の見事な波の透かし彫りは確か、左甚五郎の作だったかと思うのですが、この度もうろ覚えです(-_-;)

本殿を西から見るここから内は、一切撮影禁止。
門を入ってすぐ左で少しばかり待機した後、楼門の内にも入り、今回のために作られた屋根着きの通路から、少し急な階段を上れば、既に本殿の縁の上です。
建物や欄干には触れないようにと、係りの方が再三注意をされていましたが、白木作りに桧皮葺の神殿は、本当に江戸時代の建築か、それにしては風化の度合いが激しいような……

こんな事を言うと顰蹙を買いそうですが、普段から鎌倉期や平安期の建築物に接する事の多い場所に住んでいるので、江戸時代といわれるとかえってピンと来ないんですわ。
東大寺大仏殿が元禄年間の再建でしたか、それから興福寺の仮金堂、何と言っても京都御所も江戸時代でしたね。

しかし、周囲の摂社も大きいですねぇ……大きな社を更に大きな社の上から見下ろしているのですから、なんとも不思議な光景です。
何気なく下を見ると……地面が貼石だわ(~_~;)
何か、都城の大極殿院みたいと、見当違いの事を考えておりました。
でも大振りの石だから歩きにくいかも……

やはり巨大なお社……屋根の勾配が綺麗縁を右回りに一周して、もう一度正面に来て二列にお座り下さいと言われます。
多分、位置的に蔀戸のある辺りですね。
ここから殿内を御覧下さいとなります。
かつてはこの内も極彩色に彩られていたとも聞きますが、今は白木を生かした質素な作りとなっています。
中央に心御柱、上段右に御内殿、ここが本来の神様の御住まいです。
これがどういう訳か西を向いています。
そして、天井を御覧下さい、264年前に描かれた八雲之図です。
これが七つの雲しかないのは有名ですね。
普段から人目に触れない事と、最良の顔料を使用しているためか、つい最近描かれたように鮮やかです。
本当に一つだけ、逆の方向に流れてるわσ(^◇^;)

大きな木造建築は、畿内に住んでいる者には割合に珍しくない物です。
それでもこの秀麗な勾配と、勇壮にも見える千木の着く屋根の大きさには感動します。
縁に立って見上げる軒は、大仏様式などの凝りに凝った組み物とは、また違う力強さがありますね。
建築には全然詳しくないのですが、これを期に社の様式にも興味を持たねば、そういう気になったのも一つのメッケ物でしょうか(^^ゞ
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