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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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今市大念寺古墳全景八月一日、JR 出雲市駅に到着したのは、定刻通りに六時三十分。
一畑電車はすぐに始発があるのですが、川跡駅で乗り継ぎがないので、この辺で少し時間つぶしをする事と致しました。

職場の上司いわく、駅前にこの辺りでも有数のでっかい前方後円墳がある!
名前は『今市大念寺古墳』、東西に主軸を向けた100mにも及ぶ六世紀中頃の後期古墳ですが、駅で聞いたところ駅員さんはご存知ないようで、大念寺さんに行きたいと言ったところすぐに分かりました。
古墳の裾にお寺と墓地が営まれておりまして、朝の七時前から墓参りをしている方に何人か出会いました。
まあ、私も墓参りといえば墓参りですね(^_^;)

今市大念寺古墳石室御覧のように横穴式石室が開口しています。
この画像で見ると、一瞬、くびれ部に石室があるのかと思われそうですが、これが開口したのは1826(文政九)年に大念寺が境内を拡張した時だそうで、この場所は後円部です。

石室を覗くと、どういう訳か入り口すぐ近くに懐中電灯が二つと、ブルーシートがかかった場所がありました。

しかし、妙な石室ですわ?
懐中電灯が置いてあるのが羨道部なのは良いとして、ブルーシートの位置は石室内、しかし天井部から下がっている一枚石で仕切りを作っているのは、更に奥室があるって事ですね。
大念寺古墳石室内後期古墳だけあって、最初から追葬を考えて前後に石室を作っているのでしょうか、それともこの辺の石室のスタイルなのかな。
案内板を読んでみますと、前室組み合せ式石棺があるそうで、こいつの調査をしている途中なのでしょうか。

奥室の石棺はくり抜き式家型石棺だそうです。
墳丘のサイズといい、石棺のクオリティといい、かなりの勢力を持った豪族の墓所である事は確かです。
何でも、この石棺、側面に開閉する口があるそうで、石棺への追葬も配慮しているんですねぇ。
後期古墳となると、やはり一族の墓所という意味合いが、殊更に強くなっているのでしょうか。

朝一に古墳参りから始まってしまいましたσ(^◇^;)
さて、無事に出雲大社には着くのでしょうか……もったいぶって続く(ーー;)
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