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毎年公開されるのは散り椿の花の咲く3月12日と、地蔵盆の7月23日の二日だけだそうですが、イレギュラーに公開されることもあるようです。
ちなみに大抵の地域では8月23、24日が地蔵盆のようですが、奈良町では7月23、24日が多いと聞いています。
奈良町以外では帯解寺でも、同じ日に地蔵会式が行われています。
本当に裸体に作られています。
そのため、別に作られた衣や袈裟を身に着けておられます。
そして毎年、地蔵会のこの日に新しい衣へのお着替えの法要を行います。
今年は土曜日でしたので、例年よりも参加者は多いようで、観光客の方も結構おられました。
ってのか、私もその一人ですσ(^◇^;)
まずは光背が外され、右の御手に持った錫杖も外されますが、この錫杖は真ん中から二つに分かれます。
この御地蔵様は鎌倉時代に作られたので、当然ながら寄木造りです。
着替えの時には、如意宝珠を持った左手を外させて頂いておりました。
そして昨年の衣を全て脱がれた後は、新しい物を着て頂くという流れになります。
衣の色は毎年変わると聞いていますが、今年は明るい黄色です。
それにしても相手が仏様とあってか、着替えを行うのも、かなり気を使うのか大変そうに見えました。
御地蔵様は着衣を整えて行くのに、御住職はと見れば……既に着崩れています(・_・;)
法要の後、焼香を済ませた参拝者はお守りを頂けたのですが、もしかしたらこの中身が昨年に着替えた衣なのかもしれません。
私も頂きましたが、袋を開いて見るような不信心な事は致しません(・_・)
そうすると、今年脱いだ衣は来年のお守りになるのかな(?_?)
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