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うめぞー、思案中

明日は歴史作家「うめぞー、執筆の合間に思案中」

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神職を先頭に若宮社に向かう以前にもどこかで戯言に言いましたが、興味本位に見に行った行事などが気に入りますと、とても単純な私にとって、見学がついつい恒例化してしまいます。
春日大社の『百々手式(ももてしき)』も、そのような行事の一つとなりつつあります。

御奉仕下さるのは、小笠原流の弓馬術礼法を継承されている方々で、奈良だけでなく西日本各地からの参加をいただいているそうです。
ちなみに御宗家は神奈川県御在住との事です。

若宮社にて『蟇目の儀』毎度の戯言ながら、こちら方面に不勉強は変わりないのですが、小笠原流では『歩射』『騎射』『礼法』を三本柱として伝承し、この『百々手式』は、地上で弓を引く歩射神事に当たるそうです。

百々手式に先立って、若宮社で『蟇目(ひきめ)の儀』が行われました。
こちらのでの蟇目は的ではなく、若宮社の細殿(ほそどの)の屋根越しに射るという変わったスタイルで行われます。
杜に向けて放たれた矢は、行方を見定める役目の方がいて、しっかり回収してくれるとの事。

林檎の庭に控える射手最近は意味不明に動画を撮るのも、つまらない癖となっていまして……蟇目も途中から動画を撮ってました(-_-;)
我ながら撮ってどうするんでしょ(・・?

『百々手式』は御本殿回廊内の『林檎の庭』で行われます。
しかし、この場所は決して広くはないので、五人ずつ三組に分かれて実施されます。

射場に向かう前弓の人たちそして、儀式の最中にはいつものように丁寧な解説があるので、内容と流れは多少とも分かるようになりましたσ(^◇^;)

まずは最初の組(『前弓』というそうです)が登場。
射手は階段のテラス部、的よりも高い場所から狙うので、かなり難しそうです。
男性陣はいつものように片肌を脱いで弓を引きます。
前弓の五人の射手女性射手の中弓五人『中弓』(と言っていましたか(・・?)は、五人とも水干姿の女性たちです。
このように片袖を脱いで、一人が二筋ずつ射ます。

本来は十人が十手(一手は二筋の矢を射る事だそうで)射たので、合計百手として『百々手式』と呼ばれます。

射た弓を介添え役に返します。場所が代わりまして、こちらは大杉の前というか林檎の木の横。
的役の人達が、射られた矢を回収して、各組の介添役の人に渡し、それぞれの射手に返します。
この一連の動作にも、決められた作法があるそうなので、そちらにもぜひ注目して下さいとの解説です。

後弓の五人の射手ところで観覧席(有料)は幣殿(分かり易く言いますと、御賽銭箱の置かれている吹き抜けの建物です)の中なので、座ってしまうと、あちこち移動するのは結構、顰蹙ものですσ(^◇^;)
そのような訳で、後弓の時はこのように林檎の木で殆ど射手が見えておりませんでした。
ちなみに林檎の花は既に散っておりました。
二年前には満開だったのに、今年は咲くのも散るのも早いですね。

幣殿からの視界……(^_^;)今年は天気も良く、風もあまりなかったので、まずまずのコンディションだったのではと思われます。
御本殿の周囲では、山藤の花も真っ盛りに咲いて、連休初日は大層良い日になりました……と、やや意味不明に締めくくるm(__)m
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