×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今でもお風呂に菖蒲の葉を入れると良いなどといわれますが、奈良時代より以前には、この日に『薬狩り』を行った事が見えています。
旧暦の五月は鹿の袋角が見事に延びる頃で、この角を薬とするために男性は狩を行い、女性は薬草を摘んだとされています。
その薬草で薬玉(五月の玉とも)を造る風習は、もう少し後まで残ったようです。
そして平安時代には、この日の参内には、菖蒲の葉を冠に着ける事を命じていたと記録にも残っています。
『春日大社』でも境内に魔除けになるとされる菖蒲と蓬を飾り、神事を行います。
この神事は一応、非公開なのですが、幣殿越しに様子を窺うことが出来ます。
神事の流れは特に変わった事をする訳ではなさそうですが、献饌の儀に平行して神前で立花を行い、共に奉納をしていました。
その後に奉納舞楽があるのですが、どうやらこれを楽しみにしている方が多いようで、神事開始の10時には、かなりの人が幣殿の前に集まっていました。
そこから約1時間、本日の奉納舞楽は左方走舞の『蘭陵王』でした。
まあ、この舞に関しては特に解説も不要かなσ(^◇^;)
PR
この記事へのコメント